ここ数年のパリは、若い世代のパティシエたちが大活躍中。パティスリーにおいてもデザートにおいても、20~30代の新鋭たちが、21世紀前半のスウィーツ黄金時代を築きつつあり、実に刺激的な状況だ。注目の12店をご紹介。
コルシカ発の
氷菓名門店の味をパリで
◆Pierre Geronimi
(ピエール・ジェロニミ)
食材の多彩な魅力を氷菓で伝えたい、とコルシカ島で極上氷菓を発信するピエール・ジェロニミ。
50種を超えるアイスクリーム&シャーベットは、定番の味に加え、シャンパーニュ、コルシカ産栗粉、ハチミツ&松の実、マスタード、シソなど変わり種も。さらに、コルシカ産オリーブオイル、ネパール産コショウ、トマトといった塩味もラインナップ。
2016年に誕生したパリ店では、アイスクリームやアイスケーキのほか、ランチタイムに、オリーブシャーベット添えニース風サラダや、ハーブシャーベット添えタブレなど、氷菓を添えた軽食も提案する。
Pierre Geronimi
(ピエール・ジェロニミ)
所在地 5 rue Férou 75006 Paris
電話番号 01-42-38-00-67
営業時間 9:30~19:30
定休日 月曜
http://glacespierregeronimi.com/
Text=Yukino Kano
Photo=Shiro Muramatsu