世界遺産マチュピチュと向かい合う
天上のホテルはまさにサンクチュアリー

遺跡のゲート前に立つ
マチュピチュのランドマーク

◆ Belmond Sanctuary Lodge
(ベルモンド サンクチュアリー・ロッジ)

熱帯の緑に囲まれたスパテラスの正面にはワイナピチュ山。スパメニューからは「インカ・マッサージ」がおすすめ。

 遺跡のゲート前に立つマチュピチュのランドマーク。元は考古学者のための施設だったが、政府と企業が協力し、ホテルとしてオープンさせた。

中庭に面した客室棟。世界遺産エリアのため建築規制があり、建物は往年のクラシカルなイメージを残す。カテゴリーにより、テラス付きの客室も。

 観光客に人気のレストランの奥は宿泊客専用エリアとなり、上品で落ち着いた趣。アマゾン由来の蘭が咲き誇る庭の先には、斜面に刻まれた遺跡が浮かぶ。ベッドの上からワイナピチュ山が望める客室も用意。

左：チェックイン前後にも利用できるシャワー付きのデイルームを開く。
右：客室はコンパクトな設計。

 ダイニングのペルー料理は評判が高く、アンデス文化を紹介するアクティビティも興味深い。解放感あるスパテラスでの施術は一生の思い出に。

左：山の光満ちるレストラン。
右：レストランではアンデス産のフルーツやハーブを使ったジュースを。

Photo＝Yuji Ono
Text＝Masami Uwabo
Special Thanks＝Walter Rodriguez、Sergio Shimabukuro