株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:谷口奈緒美)は2025年8月23日に『シモーヌ・ヴェイユ まっすぐに生きる勇気』(鈴木順子著)を刊行しました。

20世紀で最も偉大な思想家の一人シモーヌ・ヴェイユの言葉を、今あなたの生きる力に。
工場労働者として働き、スペイン内戦に参加し、第二次大戦ではレジスタンスに従事するなど、その思想を実践し続けたヴェイユ。本書は彼女の言葉を気鋭の研究者・鈴木順子氏が紹介する一冊です。
■ 「エッセンシャルシリーズ」に、待望の思想家が登場

「自分の気持ちに正直に生きたいけれど、できていない...」と感じている人へ。
「ヴェイユの思想に興味はあるが、著作が難しそうで敬遠していた」という人へ。
本書は、そんなあなたのために、ヴェイユの言葉を生き方の指針として読み解きます。
不確実な時代だからこそ、彼女の言葉は、私たちが本当に大切にすべきものは何かを教えてくれるでしょう。
◎書籍概要
【目次】
I人生について
II愛について
III不幸と苦しみについて
IV権利と義務について
V力と自由について
VI国家と歴史について
VII革命と戦争について
VIII社会と政治について
IX教育について
X知について
XI美について
XII宗教について
XIII神について
XIV歓びについて
XV人間について
XVI死について
【著者情報】
シモーヌ・ヴェイユ Simone Weil(1909-1943)
パリのユダヤ系の家庭に生まれる。非常に知的な環境で育ち、二年飛び級で中学に入学、さらにアンリ四世高校という名門校に進学してアラン(『幸福論』)から哲学を学び、多大な影響を受ける。高等師範学校卒業後、フランス各地の国立女子高等学校で哲学を教えつつ、組合活動などの社会活動も並行して行い、労働者の実態分析のため工場労働に従事するなどした。また戦争の実情を知る目的でスペイン内戦にも参加、重傷を負う。世界各地の宗教思想を研究し、神秘体験も得る。第二次世界大戦が始まると家族と共にアメリカへ亡命。しかし単身で戦闘の続くヨーロッパに帰り、レジスタンスに従事する。すでに結核に侵されていたため、34歳の短い生涯をイギリスで終えた。
〈編訳〉鈴木順子 すずき・じゅんこ
1965年生。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程満期退学。学術博士。フランス・ポワティエ大学DEA取得。中部大学教授。フランス思想・哲学、フランス地域文化。著書に『シモーヌ・ヴェイユ「犠牲」の思想』『シモーヌ・ヴェイユ「歓び」の思想』(共に藤原書店)がある。
【書籍情報】

タイトル:『シモーヌ・ヴェイユ まっすぐに生きる勇気』(ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)
発売日:2025年8月23日(オンラインストア22日先行発売)
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:文庫/240ページ
ISBN:978-4799332016
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