2025年7月25日(金)【テレビ大阪1F多目的ホール】
(一社)海と日本プロジェクトin大阪は、毎年7月25日に行われる天神祭とコラボし、特別ブースを出展致しました。当日は子供連れの家族や海外観光客など様々なお客様がブースに来られました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要
・開催概要:日本三大祭のひとつ「天神祭」とのコラボレーションにより、テレビ大阪では教育系タレント・あばれる先生による出張授業企画「知って楽しい大阪湾」の特別ブースを開設しました。
本ブースでは、大阪湾の自然や生態系、環境保護の大切さを、子どもから大人まで幅広い世代に楽しく学んでいただける展示や体験型ワークショップを実施。来場者が大阪の海や地域資源に対する理解と関心を深める機会となりました。また、地元の教育機関・自治体・書店との協力により、地域と連携した学びの場としても大きな反響をいただきました。
・日程 :2025年7月25日(金) 10:00~18:00
・開催場所:テレビ大阪 1F 多目的ホール
・参加人数:約500名
・協力団体:水都国際高校/兵庫県多可町/古書みつづみ書房
地元の高校生によるプラスチックごみを活用したワークショップの実施
2025年7月25日、テレビ大阪1F多目的ホールで開催した「天神祭コラボ企画・あばれる先生の出張授業~知って楽しい大阪湾~」特別ブースにおいて、水都国際高校の生徒たちが中心となり、大阪湾で回収されたプラスチックごみを活用するワークショップを実施しました。このワークショップは、海洋ごみ問題を身近に感じながら、廃棄物を資源として再利用する発想を体験することを目的に企画。高校生自身が授業やフィールドワークで学んだ知識を生かし、回収したプラスチックごみを用いてキーホルダーやアクセサリーを作成する体験を来場者に提供しました。
当日は子どもから大人まで多くの家族連れが参加し、高校生がリーダーとなって作業手順を丁寧に説明する姿や、子どもたちが夢中で色や形を選びながら作品を仕上げる姿が印象的でした。参加者からは「海のごみがこんなふうに生まれ変わるとは驚き」「自分の手で作ることで環境の大切さを実感できた」といった声も寄せられ、環境学習と創作体験を組み合わせた新しい学びの形として高い評価を得ました。
また、高校生自身にとっても、自ら学んだ内容を地域の人に伝える貴重なアウトプットの機会となり、環境問題への意識をさらに高めるきっかけとなりました。

行政や地元企業も参加
今回の企画には、兵庫県多可町や地元の古本屋「古書みつづみ書房」も協力し、それぞれの強みを生かした展示やワークショップ素材の提供、学習サポートが行われました。多可町からは地域で取り組む環境保全や森林資源の活用事例が紹介され、古書みつづみ書房からは海や自然に関する古書・絵本が提供され、子どもたちが手に取って学べるコーナーとして人気を集めました。さらに、イベント当日の様子は同日夕方に放送されたテレビ大阪のニュース番組「やさしいニュース」で特集として紹介されました。来場者の声として「海のごみが宝物になるなんて驚き」「環境について考えるきっかけになった」というコメントも頂きました。
この放送により、現場での熱気や学びの価値がテレビを通してさらに広く共有され、イベント後も多方面から反響の声が寄せられるなど、地域発の教育イベントとしての存在感を高める結果となりました。

参加した子ども・保護者からの声
子どもたちからは「海のごみがキーホルダーになるなんてびっくりした。自分で作ったから大事にしたい」「ごみって汚いだけじゃなくて、きれいにしたら宝物になるんだと思った」等の声が寄せられました。また、参加された保護者からは「子どもが夢中になって作業していて、親としてもうれしかったです。環境のことも自然に学べました」「高校生がリードしてくれる姿に感心しました。世代を超えた交流が生まれていて、とても温かい雰囲気でした」という言葉を頂きました。<団体概要>
団体名称:(一社)海と日本プロジェクトin大阪
URL :https://osaka.uminohi.jp/
活動内容:大阪府の海の今を伝えることで皆さんに興味を持ってもらい、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。