~オンライン・フリースクールaini schoolの小中学生20名超が開催~

株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)が運営する、約1.8万人のホストと約2万件の体験を擁する「aini」および、オンラインフリースクール「aini school 小・中等部」は、昨年に引き続き、小中学生の児童生徒による自主企画「修学旅行」を2025年9月4日(木)~6日(土) 2泊3日で開催します。

今年は、全国各地から20名を超えるaini schoolの児童生徒が北海道から福岡県まで1道2府8県の全国各地から集まり、子どもたち自身が企画をした活動を2泊3日で行います。

昨年の初開催でも、児童生徒が2泊3日全ての献立計画や持ち物リストやしおり作成を担当。参加が難しいメンバーのためにオンライン配信のアイデアを出すなど、準備から実施までを子どもたち自身でつくり上げました。今年も、夏休み期間中に週1回オンラインで「修学旅行会議」を開催し、どんな修学旅行にしたいかを話し合いながら、自分たちの手で修学旅行の実現に向けて準備を進めています。


昨年の2泊3日の開催時の模様。2025年は9月4日(木)~6日(土) に開催

■オンラインフリースクールの生徒が「修学旅行に行きたい」という声で始まる

aini schoolには、いじめや環境の変化、体調や気持ちの不調など、さまざまな理由で学校に行けなくなった子どもたちが在籍しています。なかには、精神的な不安の影響で長いあいだ家から出られず、画面越しでしか人と関われなかった子もいます。学校の修学旅行に参加したものの、精神的な負担から途中で辞退せざるを得なかった子もいました。

それでも、「やっぱり修学旅行には行ってみたい」「実際にみんなに会ってみたい」と、そんな声がオンライン上で少しずつ生まれていき、2024年に初めて修学旅行が実現しました。なかには、家の外に出ることが難しい状態だったものの「aini schoolのみんなとなら行けるかもしれない」と、出発直前まで悩みながらも、勇気を出して参加した子もいました。

修学旅行を終えたあと、「自信がついた」「急にできることが増えた」「外に出ることを自分から楽しめるようになった」「家族に優しくなった」などといった子どもたちの変化の様子が保護者から数多く寄せられました。


024年の修学旅行初日の様子。富士山をバックにみんなで大きくジャンプ!

■保護者の声(一部抜粋)

新幹線での一人旅で驚く成長ぶりの小学6年生

1人で新幹線で静岡まで向かいました。 遠方なため心配していましたが、現地でのお友達や先生方との関わり、またボランティアの方々との触れ合いで、大きく成長して帰ってきました。 帰宅後、急にできることが増え、1人で夜は寝てみたり、と、その成長ぶりにこちらが困惑しています。笑 また、web上のフリースクールなのに、実際に友達に会えたことが、すごく大きな学びになったようです。(小6保護者)

いざ新幹線に乗るときには「やっぱり行かない」と小学2年生

「一人で泊りがけのお出かけは初めての経験で、いざ新幹線に乗るときに「やっぱり行かない」と言っていましたが、スタッフの方、ほかの参加者の方々のおかげで、とても楽しく過ごせたようです。 数日後にぽつぽつと「野菜僕が切る!もうできるよ。旅行の時にやったから」と料理を手伝ってくれたり、「この石なんやと思う?」と博物館で購入したであろう石を見せて詳しくおしえてくれたり、「●●君とゲームした」など、話してくれました。 普段の生活ではできない体験ができて、しかもとても手厚いサポートもしてくださっているのに、金額面でも抑えてくださっていて、とにかく感謝しかないです。(小2保護者)

■子どもたち主導の修学旅行。準備も本番も“自分で選ぶ”を大切に

aini schoolの修学旅行は、夏休み中に週1回オンラインで開催の「修学旅行会議」から始まります。プログラム内容、持ち物、献立、しおり作りに関することまで子どもたち自身で1つずつ話し合い、内容を決めていきます)。


昨年の修学旅行の食事の献立計画。担当の料理部メンバーが全員のアレルギー状況にも配慮しながら献立を決めていきました。

参加形式も「現地参加」「オンライン参加」から自由に選べるのも特徴です。昨年は、自宅から現地のピザ作りにオンラインで参加するなど、“どんな状況の子でも参加できる修学旅行”を実現しました。

また、体験プログラムは複数の選択肢を用意し、「全員が同じことをやる必要はない」「強制参加にならないようにしたい」と、子どもたち自身が自主的に配慮する場面もありました。


夜ご飯中もオンラインでつないで、現地に参加できないメンバーとも交流を楽しみました。

■涙ながらに語る子どもの姿も

夜には、修学旅行ならではの醍醐味、キャンプファイヤーも開催。昨年は、火を囲んで歌を歌ったり、自分の気持ちや想いを言葉にして伝える時間が設けられました。

その中で、「不登校でずっと落ち込んでて学校の修学旅行も行けなかった。でも、aini schoolのみんなと出会えて毎日が変わった。前向きになった。ここでみんなと会えて本当によかった。この時間は一生忘れないと思う」と、涙ながらに語る子どもの姿も。その言葉に、隣にいた子がそっと肩を叩いて寄り添う場面もありました。

「学校に行けなかったから、できなかった」という想いが、これ以上生まれないように。2025年の修学旅行も、一人ひとりお子さんの気持ちを尊重しながら準備を進めています。aini schoolは、どんな状況にあるお子さんにも「やりたい」を実現できる場を届けられるよう、挑戦とつながりをこれからも支えていきます。


昨年の修学旅行2日目の夜のキャンプファイヤーの様子。語ったり歌ったり、一緒に踊ったりと、オンラインでは体験できないかけがえのない一時を過ごしました。

小中学生による修学旅行 開催概要

日程:2025年9月4日(木)~6日(土) 2泊3日

宿泊:国立吉備青少年自然の家(岡山県吉備中央町)

対象:aini school小・中等部の児童生徒約20名

形式:現地+オンラインのハイブリッド開催

主なプログラム(予定):川遊び/アスレチック/火起こし/野外炊事/クラフト(竹細工・七宝焼き)/キャンプファイヤー/アドベンチャープログラムなど

参加者内訳:小2:3名、小3:5名、小4:2名、小5:5名、小6:2名、中2:4名

※一部低学年保護者がスタッフサポートとして参加しています。

参加者住所:<1道2府8県の内訳>北海道1名、東京都4名、千葉県2名、埼玉県5名、神奈川県2名、静岡県1名、岐阜県1名、大阪府1名、岡山県1名、山口県2名、福岡県1名

※現地取材・オンライン取材ともにご相談可能です。子どもたちの“変化の瞬間”を、ぜひご取材ください。


2025年9月 参加者内訳

担当者コメント 

賈 帆帆 (ジャーファンファン) 株式会社ガイアックス aini事業責任者


賈 帆帆 (ジャーファンファン) 株式会社ガイアックス aini事業責任者
aini schoolでは「遊んで学ぶ、心が元気になる」をモットーに、子どもたちが安心して自分らしく過ごせる場所を提供しています。昨年の修学旅行でも、最初は不安がっていたお子さんが、現地で自信をつけて帰ってきたという声をたくさんいただきました。オンラインで築いた信頼関係が、その次の新しい“一歩”につながるよう

な、そんなサポートを、これからも大切にしていきたいと思います。

■ 9割の保護者が「笑顔や前向きな変化」を実感 「aini school 小・中等部」

aini schoolは「心が元気になる!」を大切にした、遊んで学べるオンラインのフリースクールです。小1~中3まで約130名が在籍。2023年2月にプレオープン、同年4月に正式開校したaini schoolは、2024年2月時点の保護者アンケートで、「子どもの笑顔が増えた」「親子関係が良くなった」「前向きな変化を実感した」という声が9割以上の保護者から寄せられています。また、約5割の保護者が「仕事との両立に良い影響があった」と回答するなど、家庭全体にとっての“安心できる日中の居場所”としての役割も高く評価されています。

今の学校に不安を感じている方、既存の小中学校以外の選択肢を探しているご家庭にとっての「新しい居場所」として、多くの親子に選ばれています。

aini schoolでは現在、教育関係者・自治体担当者を対象としたオンライン見学イベントの開催も9月に予定しています。子どもたちのリアルな学びや日常の様子をご覧いただきながら、出席認定の対応事例や連携の可能性についてもご紹介予定です。詳細は公式ホームページ等で順次ご案内いたします。または、お気軽にお問い合わせください。

aini school 小・中等部 の詳細はこちら▼

https://helloaini.com/entry/featuring/aini-freeschool/

■株式会社ガイアックス 概要

設立:1999年3月

代表執行役社長:上田 祐司

本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO

事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業

URL: https://www.gaiax.co.jp/

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