京都市京セラ美術館を舞台に、蜷川実花 関西過去最大規模の展覧会 3月30日(日)まで京都市京セラ美術館にて開催


20万人のお客様の広瀬亜理沙さん、太田千佳さん親子と蜷川実花       撮影:松見拓也

2025年1月11日(土)から京都市京セラ美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)にて、大好評開催中の「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」は、多くの方々のご支持をいただき、入場者数20万人を突破いたしました。心よりお礼申し上げます。

3月21日(金)に記念すべき20万人目のお客様をお迎えし、感謝の気持ちを込めて記念セレモニーを実施。20万人目のお客様となった広瀬亜理沙さん(東京都)とご友人の太田千佳さん親子(大阪府)に展覧会のオリジナルグッズセットを記念品として贈呈。会場内で記念撮影を行いました。

 広瀬さんからは「蜷川実花さんの世界観は美しいのに毒々しくて、そういう世界観が大好きで。今回さらにパワーアップしているということで、これは是非見なきゃと思って、友人(太田さん親子)を誘って、東京からこの展示会のためにやってきました。まさかこんな機会がいただけるなんて、本当にびっくりしています。」と喜びのコメントをいただきました。展覧会は3月30日(日)まで。

蜷川実花コメント

自分の中で妥協せずに、大切に、大切に作ってきたものを皆様に見ていただけて、

これだけの方に共感していただけたというのが、とても嬉しいですし、これから創作していくことの背中を押してもらえました。

昨年、東京(TOKYO NODE)で大きな展覧会をやったのですが、そこからこの1年でだいぶ面白い展開になってきたのではないかなと思います。常に全力でやっていますが、今回の展覧会は自分たちでもとても満足していて、いいものになったのではないかなと思います。

最新の私たちの表現を見ていただけたら嬉しいです。

本展は、蜷川実花および各分野のスペシャリストによるクリエイティブチームEiM(エイム)として挑む展覧会で、蜷川実花が作品づくりを手掛ける展覧会としては、関西で過去最大規模の個展で、1月の開幕より数多くの方々にご来場いただき、連日熱気に包まれています。京都国際観光大使も務めた蜷川実花が、時といのちの流れを感じる京都の街からインスピレーションを受け、「彼岸の光、此岸の影」をテーマに手掛けました。本展のために制作した作品にはCGではなく、全て現実世界の写真・映像を用いており、日常の中にある光と影にフォーカスした“光彩色(こうさいしょく)”、“影彩色(えいさいしょく)”で表現した空間となっております。光と影、彼岸と此岸、作家と鑑賞者、自己と他者など、相反するものの境界線が揺らぎ、視覚や感覚を通じて、自身の記憶や感情と共鳴する “百人百様”の体験ができます。展示は空間全体を使った全10作品で構成された体験になっており、映像によるインスタレーション、立体展示などを通し、鑑賞者が作品の中に入り込み、自身がまるで物語の主人公になったような全10話の”絵巻体験”へと誘います。


(C)mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

(C)mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

(C)mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

蜷川 実花 / 写真家・映画監督



写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。

『ヘルタースケルター』(2012)はじめ長編映画を5作、Netflix『FOLLOWERS』(2020)を監督。写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。個展「蜷川実花展 : Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」(TOKYO NODE 2023年12月-2024年2月)にて25万人を動員。最新写真集に『Eternity in a Moment』。

クリエイティブチームEiM

写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮田裕章、プロダクションデザイナーのENZO、クリエイティブディレクターの桑名功、照明監督の上野甲子朗らで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動する。

主な作品発表に、「胡蝶の旅 Embracing Lights」(安比Art Project、2022年)、蜷川実花「残照 / Eternity in a Moment」(小山登美夫ギャラリー前橋、2023年)、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 輝きの中の永遠」(TOKYO NODE、2023年-2024年)、「「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界」(弘前れんが倉庫美術館2024年)、「深淵に宿る彼岸の夢」(森の芸術祭 晴れの国・岡山 満奇洞 2024年)など。

展覧会概要

・会期: 2025年1月11日(土)~2025年3月30日(日)

・開館時間:3月21日(金)・22日(土)・23日(日)・25日(火)・26日(水)・27日(木)・29日(土)・30(日)は09:00~19:00(最終入場は18:30まで)

※3月28日(金)は09:00~18:00(最終入場は17:30まで)となります。

・休館日:3月24日(月)

・会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)

・主催:蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影 実行委員会

・協賛:大成建設 ガトーフェスタ ハラダ  協力:LEDTOKYO株式会社 荻野いづみ

・公式サイト:https://ninagawa-eim2025kyoto.jp/

チケット

チケット販売の詳細は、公式サイト(https://ninagawa-eim2025kyoto.jp/)をご参照ください。

※本展では、混雑状況緩和のため、予約優先制を導入しております。

事前に日時指定券を購入するか、既にチケットをお持ちのお客様は事前に日時予約のうえ

ご来館ください。



*団体割引料金(団体は20名以上前売り料金)

*障がい者手帳等:本人及び介護者1名無料

*未就学児のお子様は無料、保護者(中学生以上

展覧会公式図録



■タイトル

蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影

■著者名

蜷川実花

■判型/仕様

A4判/並製・シュリンク

■ページ数

160ページ

■本体価格

3,500円+税

■会場発売日

2025年3月15日(土)~

展示会場内ショップ/美術館ショップにて発売開始

■一般発売日

2025年4月10日(木)

Amazon、ART RECTANGLE KYOTOにて予約受付中

書籍前半では蜷川自身が会場でとらえた新撮写真を60ページに及んで収録、後半では展示作品10点すべての作品解説と記録写真を掲載。さらに、密着取材によって実現したプロダクションノートでは、蜷川とEiMチームメンバーが展覧会をつくりあげるまでの過程を美しい写真とともに垣間見ることができる。

本展の会場である京都市京セラ美術館の高橋信也、小説家の金原ひとみ、今年1月に急逝したキュレーター山峰潤也の寄稿文を収載。日英バイリンガル。

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