選び抜かれた100の名作を一挙公開！
千葉県立美術館は、令和６（2024）年10月、開館50周年を迎えました。昭和49（1974）年の開館以来、千葉県の美術史にちなんだ収集を続け、所蔵作品はおよそ2,900点になりました。
本展覧会では、国内外の作家による日本画・洋画・彫刻・工芸・書・版画の６部門の作品の中から、学芸員が選んだ100点を一挙にご紹介いたします。この100点は、開館50周年を記念して刊行した『開館50周年記念 千葉県立美術館コレクション100選』で取り上げています。
江戸の佐倉藩邸に生まれた浅井忠(ちゅう)をはじめ、現在の印西市に生まれ《鳩香炉》が人気の工芸家・香取秀真(かとりほつま)、印象派の巨匠ルノワール、漫画『ストップ！！ ひばりくん！』で知られ令和４（2022）年に当館で公開制作された江口寿史(ひさし)の《手をつなごう》。今回ご紹介する100点の作品は、分野や制作年もさることながら、収蔵された経緯も一点一点異なり、それぞれに物語を持っています。
50年をかけて築いたコレクションの魅力を100点の作品でぜひお楽しみください。
開催概要
１ 名 称 開館50周年記念 コレクション展2 千葉県立美術館 100選
２ 会 期 令和7年1月28日（火）～令和7年4月13日（日）【開催期間：66日間】
３ 会 場 千葉県立美術館（千葉市中央区中央港1-10-1）
４ 開館時間 午前9時～午後4時30分（入場は午後4時まで）
５ 休 館 日 月曜日（ただし、2月24日は開館）、2月25日。
６ 入 場 料 一般300円（240円）、高大生150円（120円）
※（）内は20名以上の団体料金
※中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者１名は無料
７ 主 催 千葉県立美術館
みどころ
選び抜かれた100の名作を一挙公開！
県ゆかりの作家の作品を中心とした2,885点のコレクションから、学芸員が厳選した千葉県立美術館を代表する100点の名作が一堂に会する貴重な機会です。
日本画・洋画・彫刻・工芸・書・版画の６分野全てからの出品があります。多種多様な表現に注目です。
［主な展示作品］
浅井忠《フォンテンブローの夕景》1901年、油彩／板
ジャン＝フランソワ・ミレー《垣根に沿って草を食む羊》 1860年頃、油彩／キャンバス
ピエール＝オーギュスト・ルノワール《少女像》1916-18年、油彩／キャンバス
石井林響《木華開耶姫》1906年、絹本著色
川瀬巴水《房州太海》1925年、木版／紙
エミール＝アントワーヌ・ブールデル《聖母子》1921年、ブロンズ
香取秀真《鳩香炉》1949年、鋳金
津田信夫《海》1927年、鋳金、漆
コレクション図録の刊行：『開館50周年記念 千葉県立美術館コレクション100選』
展覧会出品作品は『開館50周年記念 千葉県立美術館コレクション100選』に掲載されています。
全作品カラー図版とともに学芸員による解説付き（日英）。
ぜひご自宅でも作品の世界をお楽しみください。
●掲載内容
・「刊行にあたって」千葉県立美術館館長 貝塚健
・「コレクション収集のあゆみ」副館長 中松れい
・図版・解説・作品リスト
販売場所：千葉県立美術館ミュージアムショップ
販売価格：3,000円(税込)
［関連事業］
（１）常設ワークショップ「わたしのベストコレクション」
100点の中から、あなたのお気に入りの１作品を選んで投票しよう！
投票期間：令和7年１月28日（火）～3月16日（日）
結果発表：令和7年3月22日（土）より（予定）
※投票結果は会場ならびに当館HP、SNS等で公開予定です。
会 場：第３展示室
定 員：なし
料 金：無料（別途展覧会入場料が必要です）
（２）対話型鑑賞 −絵画−
展覧会の出品作品から絵画作品2点を、美術館スタッフとともに鑑賞します。
このプログラムでは、まずは作品とじっくり向き合い、思ったこと感じたことを発表します。
ほかの参加者の感想を聞きながら、新たな気づきを得てさらに鑑賞を深めます。
日 時：令和7年２月１日（土）11時～12時、13時30分～14時30分
会 場：展覧会会場
定 員：各回10名（５歳以上対象・当日先着順）
料 金：無料（別途展覧会入場料が必要です）
お問い合わせ先
千葉県立美術館
〒260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1 電話043-242-8311／FAX 043-241-7880
https://www.chiba-muse.or.jp/ART/
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