CULTURE

兄弟で“夫婦役” 中村歌昇＆種之助が 目指す「播磨屋の芝居」【後篇】 新春浅草歌舞伎『傾城反魂香』

　中村歌昇さん、種之助さんご兄弟インタビューの後編は、「新春浅草歌舞伎」第2部で上演中の『傾城反魂香』という演目にスポットを当ててお届けします。　絵師の又平と…

新春浅草歌舞伎の『傾城反魂香』で 夫婦役 中村歌昇＆種之助「吉右衛門の おじさんの芸を受け継ぎたい」【前編】

　若手歌舞伎俳優のフレッシュな魅力が新春の浅草の風情に溶け込み、ちょっと特別な歌舞伎体験が味わえる「新春浅草歌舞伎」。コロナ禍の影響による休止を経て2023年…

【歌舞伎コラム】海老蔵が團十郎へ！同世代役者とつくる『勧進帳』によりよい明日へのヒントをみつけて

　2カ月連続となる十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演が歌舞伎座で開催中です。「なりたやっ！」、歌舞伎座に響く大向うさんのかけ声。劇場正面に踊る「満員御礼」の懸…

歌舞伎の未来を拓く新作2選は 堀部安兵衛をめぐる物語 歌舞伎座＆“猿之助と愉快な仲間たち”

　歌舞伎における『忠臣蔵』の話題はこれまでにもたびたび触れてきましたが、そのスピンオフともいうべき新作にこの秋は注目です。　現在、歌舞伎座「十月大歌舞伎」で上…

中村米吉さんインタビュー【後篇】 若手歌舞伎俳優にとっての追善と伝統 “女方として、播磨屋一門として”

　歌舞伎座で開催中の「秀山祭九月大歌舞伎」は、昨年に亡くなられた中村吉右衛門さんの一周忌追善公演。吉右衛門さんゆかりの演目がずらりと並ぶ中、播磨屋の一員として…

中村米吉インタビュー【前篇】 若手歌舞伎俳優にとっての追善と伝統「秀山祭九月大歌舞伎」松浦の太鼓

　歌舞伎座で開催中の「秀山祭九月大歌舞伎」は、昨年に亡くなられた中村吉右衛門さんの一周忌追善公演。吉右衛門さんゆかりの演目がずらりと並ぶ中、播磨屋一門として吉…

【歌舞伎コラム】超歌舞伎、研の會… 人間の枠を超えて響きあう、歌舞伎と いう“フィジカル・パフォーマンス”

　舞台上に存在する演者の放つ輝きがとてつもない求心力となって空間を支配する……。日々の舞台に接する中でつくづく実感するのは、歌舞伎俳優というのは専門スキルを身…

尾上右近が『弁天娘女男白浪』を語る “かけがえのないつながりが僕らの強み”

　映画やミュージカル、テレビのバラエティ番組などでも活躍中の若手歌舞伎俳優・尾上右近さんが、歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」第三部で、歴代の名優がそれぞれの時代…

“尊くて泣ける”仁左衛門×玉三郎の 『ぢいさんばあさん』を今こそ観たい

　春になれば花が咲く小さな庭のある我が家で、大切な人と暮らす平穏な日常がどれほど幸せで尊いものかを実感させられる昨今、ぜひご覧いただきたいのが歌舞伎座「四月大…

市川猿之助と「スーパー歌舞伎」 『新・三国志』に息づく“時代の風”

　スーパー歌舞伎第7作として1999年から2000年にかけて東京・新橋演舞場を始め各地で上演され大好評を博した『新・三国志』が2022年バージョンとなって歌舞…

なぜ人気？ 大石内蔵助が出ない忠臣蔵 中村莟玉が語る『御浜御殿』のツボ

　エンタテインメント性に優れた展開にわくわくドキドキしたり、音楽や詩情豊かな表現の芸術的センスに魅了されたり、物語の奥深い内容に深く感動したり、身体パフォーマ…