庭とテーブルに映る景色が重なったリフレクション画像がSNSで話題になり、多くの人々が訪れるようになった。 明治25年に開かれた寺院。 美しい海の景観と屋外作品が重なり合った光景が広がる。 光の採り入れ方にもアートを感じる「展示室1」の内観。 開催中の現代ガラスコレクションに焦点を当てたテーマ展「リフレクション」(~2022年3月6日[日])。写真は渋谷良治《変わりゆくもの I》(2000年)。 建物を繫ぐブリッジは傾いているように見える造り。 海の向こうが和倉温泉、左手には富山の立山連峰を望む。 クエの出汁で身や内臓、白子を炊いた、クエのズッパ・ディ・ペッシェ。上品な旨みが大根やしいたけに滲みた豊かな美味しさ。最後は残ったスープでリゾットにする。 手打ちの“タリアテッレ 天然茸”。秋が旬の天然きのこの豊かな風味を凝縮した逸品。冬は裏山で原木栽培しているしいたけが美味しくなってくる。 国内に数軒しかない七面鳥の養鶏所が輪島市門前町にあり、そこで育った“阿岸の七面鳥”は、内臓を使うぺヴェラーダソースで。 平田シェフは2020年秋にオーベルジュをオープン。 レストラン前の海岸線。夕日が沈みゆく光景を静かに眺めて。 周辺に建物がなく鳥のさえずりが響き渡る自然豊かな場所。 レストラン横にはハーブや野菜などを育てているガーデンが。 差しがたっぷり注がれる宿泊のお部屋。椅子はレストランのものと揃えてあり、北欧テイストのインテリアが居心地いい。チェックインは16時。 寝具やタオルはオーガニック素材。 コースの半ばに出てくる“畑”。葉もの、花、店の庭で摘んだハーブなど、多彩な野菜に自家製ピクルスをアクセントにした奥行きのある味わい。 朝食は中能登町のベーカリー「月とピエロ」のパン・ド・ミ、約30種類の野菜を使ったミネストローネ、七面鳥の胸肉の自家製ハム、「能登ミルク」の生クリームを使った自家製ヨーグルトなど。りんご、さるなし(キウイの原種)などの自家製ジャムと一緒に。 七尾市中島町の湧水「藤瀬の霊水」が部屋に常備されている。 能登ミルクジェラートダブル 480円、写真の宙(+100円)は杏仁、マンゴー、ブラッドオレンジを組み合わせたスペシャリテ。ほどよい酸味とまろやかな甘みがバランスのいい味わい。 右から、能登ミルク石鹼 各800円、能登ミルク200mL 能登ミルクのむヨーグルト150mL 各220円、温泉タオル 1,300円。 店の裏のファクトリーで作られた季節を感じるジェラートが店頭に並ぶ。 モダンなデザインの店。 拭き漆塗りのケースに入った羅臼昆布100g 1,080円など。 右から時計回りに、にしん飴炊き(1束) 390円、にしん昆布巻き(1本) 115円、真鱈の真子昆布巻き(1本) 690円、寒鰤昆布巻(1本) 690円。 能登の食べる海藻図鑑箱入り(葉、茎、めかぶ) 1,400円。2階には「海の森のギャラリー」があり、海藻を押し花のようにした「おしば」を展示。 重厚感ある瓦屋根の店舗。 手前の机に並ぶのが江戸~大正時代頃のお皿。富士山が描かれた江戸時代後期頃の胴形皿 各4,000円、大正時代の青磁丸皿 各1,500円などお気に入りのアンティークを見つけよう。 木の皿は右から、角皿 1,000円、丸皿 500円。使われなくなっていた漆を塗る前の木地の器を見つけ仕入れた。職人が手がけた端正な形が美しい。 質のいいリネンやウールなど、着心地のよさに重きを置いた服がセレクトされている。 右から、オリジナルブレンド珈琲、りんごを飴色にコンポートしたタルトタタン 各500円。飲み物はほかに自家製発酵紅茶(羽間農園自然栽培茶) 500円、季節のスカッシュ 600円など。 趣あるアンティーク家具を配したカフェスペース。店内の一部の什器は販売している。 七尾の植物をテーマにデザインされた、和ろうそくななお 5本 2,200円。燃焼時間は約90分。 ジャムのような可愛い瓶に入った、菜の花ろうそく1号30本 瓶入り 1,210円。燃焼時間は約30分。 筆文字が老舗の風格を感じさせる暖簾。七尾では江戸時代の1650年頃、蠟燭座といわれるろうそくの販売組合のようなものがあり、明治にかけて盛んに作られていた。 記事を読む