約30の白壁土蔵が立ち並び、瀬戸川に1,192匹の鯉が泳ぐ飛騨古川。現在の町並みは明治37年の古川大火の後に復興したもの。 安政年間創業の老舗宿「八ツ三館」。正面玄関は昭和10年の建築。 格式ある宿ならではのお出迎え。たおやかな空気が流れている。 飛騨家具のソファや暖炉が備わった、柔らかな光を届ける和紙のシェードランプが照らす洋室。 昭和29年築の「光月楼 池月」の本間。 「光月楼 池月」のベッドルーム。客室の先に半露天風呂がある。 朱色の廊下がフォトジェニックな雰囲気。左側に大浴場の暖簾がかかる。 「せせらぎの湯」女湯の露天風呂。釜風呂にバラが浮かべられている。 無料のマッサージチェアのあるお休み処も、古民家風の造りだ。 伝統的な和の空間ながら、大浴場の空き具合を電子パッドで確認でき、デジタル化が進んでいる。 和ろうそくの灯りが灯された食事処。 先附・八寸の器には、菜の花や桜、フキなど春の食材があふれている。蛍烏賊や白海老などの海の幸は、富山県から届いたもの。 野菜もたっぷり食べられる飛騨牛のミニステーキ。 デザートは2種類。桜杏仁豆腐といちごが乗った甘酒寄せ。 飛騨といえばこれ。炭火で焼く熱々の朴葉みそ。 「招月楼」の応接間として使われていたスペースには、映画『あゝ野麦峠』を撮影した頃の八ツ三館の模型など関連資料が保存されている。 季節の飾りが施された、「招月楼」の吹き抜けスペース。 さまざまな薬草が展示された「ひだ森のめぐみ」の店内。 山椒の果皮と種子に好きな生薬をブレンドして作る「薬草香り袋づくり」。 薬草で染めた糸を使った「機織りコースターづくり」。 飛騨古川に佇む「八ツ三館」の風情あふれる玄関。 館内の廊下も、歴史感じる木造建築と、ほのかな灯りが趣深い。 添えられた桜の花が、春の彩りを楽しませてくれる。 飛騨古川を象徴する伝統的な町並み。 朝食時に食事処に置かれていた、夫婦のツーショット写真。これは昨晩、大女将が撮影してくれたもの。大女将によるサプライズのサービスはすてきな旅の思い出となった。 記事を読む