エルメスの年間テーマから着想を得て世界の庭を巡り、それぞれの場所の魂とエスプリが出会って生まれる「庭園のフレグランス」シリーズ。右から、かつての専属調香師ジャン=クロード・エレナが手がけた《地中海の庭》(2003)、《ナイルの庭》(2005)、《モンスーンの庭》(2008)、《屋根の上の庭》(2011)、《李氏の庭》(2015)オードトワレ 各100ml 16,300円/すべてエルメス 2016年にエルメスの香水クリエーション・ディレクターに就任したクリスティーヌ・ナジェル。科学の素養と優れた独創性をベースに数々の香水を生み出し、高い評価を得てきた彼女が、エルメスの専属調香師として手掛けた待望の「庭園のフレグランス」がシリーズ6作目にあたる《ラグーナの庭》(2019)だ。 クリスティーヌが訪れ、《ラグーナの庭》誕生のインスピレーション源となったベネチアの庭。 《ラグーナの庭》(2019)/水の都・ベネチアの中心にひっそりと息づく秘密の園。時の流れが止まった、至高にして質朴な空間には、ラグーンのほとりに佇む優しい樹木の息づかいと海から吹く風に乗って届く花々の香りが満ちる。夢の庭園に宿る心地よさを秘めたフレグランス。100ml 16,300円/エルメス(エルメスジャポン) 記事を読む