瓦や硯のような色と質感のスチールパネルを採用した外装デザイン。 東京の中心に再び点ったアートの灯。新たな出会いへの期待。 御影石正方形パターンの堂々たる円柱が立ち並ぶ外部エントランス。 都会の真ん中に待つ開放的な大空間。メインロビーには泡をモチーフにしたオブジェ「FOAM」が。 3~5階は吹き抜けで縦につなぎ、開放的な大空間を創出。 内装は黒御影石などの自然素材で現代性と人の温かみを表現。 ヴァシリー・カンディンスキー《自らが輝く》1924年。抽象絵画の父カンディンスキーのバウハウス時代の作品。重なり合う多様な形態に曲線が流動感を与え、暖色と白の対比が輝きを放っている。 尾形光琳《孔雀立葵図屏風》江戸時代 18世紀重要文化財。向かって右隻には美しい雌雄の孔雀。 尾形光琳《孔雀立葵図屏風》江戸時代 18世紀重要文化財。もう一方の左隻には赤・白・緑の色面の対比が印象的な立葵。大胆にして意匠的な表現は光琳ならでは。 雪舟《四季山水図》より「秋幅」室町時代 15世紀 重要文化財。中央に主山、麓には春に梅、秋に紅葉樹など四季の自然を描いた四幅対の山水図。近世日本美術のコレクションも必見。 雪舟《四季山水図》より「春幅」 室町時代 15世紀 重要文化財。中央に主山、麓には春に梅、秋に紅葉樹など四季の自然を描いた四幅対の山水図。 ナダール(フェリックス・トゥールナション)《エドゥアール・マネ》19世紀後半。19~20世紀初頭の西洋の芸術家たちの肖像のヴィンテージ写真約700点、写真家安齋重男による1970年以降の芸術家肖像写真などを新たに収蔵。 青木 繁《海の幸》1904年重要文化財。小学校時代の代用教員だった洋画家・坂本繁二郎の依頼で石橋正二郎が購入し、収集の端緒となった作品。ブリヂストン美術館開館時から展示されてきた。 藤島武二《黒扇》1908-09年重要文化財。日本近代洋画を牽引した藤島武二がイタリア滞在中に描き、大切に手元に残していた作品。親交の深かった正二郎が藤島の最晩年に譲り受けた。 ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》1904-06年頃。この作品もまた正二郎がコレクション初期に購入したもの。セザンヌの画業を代表する、そして、西洋近代美術の流れのなかで非常に重要視される作品。 ジャクソン・ポロック《Number 2,1951》1951年。抽象表現主義の代表的な画家、ジャクソン・ポロックの後期の作品。黒や様々な色の線のなかに天体のモティーフなどが描かれている。 ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年。1980年代に収集した西洋美術の重要作品。ルノワールのパトロンだった出版業者シャルパンティエの長女を、愛らしくも少しおしゃまに描いている。 ギュスターヴ・カイユボット《ピアノを弾く若い男》1876年。印象派の発展に大きく貢献したカイユボットの名作。2000年以降に収蔵され、右のポロックの作品などとともにコレクションの幅を広げることになった。 アーカイブの重なりを連想させるような内装デザインの「INFO ROOM」。 過去の図録やデータベースを閲覧できる。 アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」展示風景(撮影:木奥惠三)。※展示は既に終了 アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」展示風景(撮影:木奥惠三)。※展示は既に終了 アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」展示風景(撮影:木奥惠三)。※展示は既に終了 アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」展示風景(撮影:木奥惠三)。※展示は既に終了 アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」展示風景(撮影:木奥惠三)。※展示は既に終了 アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」展示風景(撮影:木奥惠三)。※展示は既に終了 アーティゾン美術館 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」展示風景(撮影:木奥惠三)。※展示は既に終了 記事を読む