もちろん、食もハワイらしさを追求!

 オアフ島にウエディングパーティーを開けるレストランは多いが、日本からはるばる行くのであれば、ハワイでしか食べられない味にこだわりたい。「マリポサ」は、テラス席から目の前のアラモアナパークと海を一望する、パシフィック・リムのレストラン。その日に近海で採れた魚や地元の果物、野菜をふんだんに使った料理は、南国らしさにあふれている。

海を一望する店内で食べるのは、ハワイらしい料理。その日にとれた新鮮な白身魚がメニューに並ぶ。

 ランチタイムには海と青空、夕方には水平線に沈むサンセットを眺めながらの食事が楽しみなマリポサ。少人数のウエディングパーティーや、レストランを貸切するパーティーにも対応している。高級デパート、ニーマン・マーカスの直営店(レストランは3階)なので、サービス面でも安心できるというのも、ポイントが高い。

目の前はアラモアナパークと美しい海。天気のいい日は、ぜひテラス席へ。

 地元の新鮮な魚や野菜などを使ったコンテンポラリー・フレンチで話題を集めるのは、「シェフ・マブロ」。シェフのジョージ・マブロサラシティス氏(通称、シェフ・マブロ)は、南仏マルセイユの出身。ハレクラニホテルやマウイ島のフォーシーズンズホテルなどで長年シェフを務めたキャリアの持ち主だ。伝統的な南仏料理をベースに、ハワイの優れた食材を取り入れたクリエイティブな料理は、ほかでは出会うことのない独特なもの。ソースも一工夫し、野菜やハーブなどのピューレを使い、重くないフレンチを実現している。

シェフのマブロ氏の腕にかかれば、ハワイの食材もみごとなフレンチに。

 シェフ・マブロのこだわりは、料理だけではない。ワインと料理とのマッチングも大切にし、メニューには料理それぞれに合うワインが記されている。ペアリングワイン付きのコースなら、前菜からデザートまで、その料理に一番合うグラスワインが提供される。店内はエレガントだが、堅苦しい雰囲気はない。カジュアル以上、フォーマル未満のパーティーを考えている人には、ぴったりの店だ。

ハワイ島産アワビを使った前菜や、地元の果物を使ったデザートなど、ハワイを感じるフレンチ。メニューに日本語があるのも嬉しい。写真提供:Courtesy Chef Mavro restaurant

Mariposa (マリポサ)
所在地 3F,1450 Ala Moana Blvd, Honolulu, HI (ニーマン・マーカス3階)
電話番号 +1-808-951-3420
営業時間 11:00~21:00
定休日 イースター、感謝祭、クリスマス
URL http://neimanmarcushawaii.com/restaurant.aspx

Chef Mavro (シェフ・マブロ)
所在地 1969 S King St, Honolulu, HI
電話番号 +1-808-944-4714
営業時間 18:00~21:00
定休日 月・火曜日
URL http://www.chefmavro.com/

協力:ハワイ州観光局
公式サイト http://www.gohawaii.jp
Facebook https://www.facebook.com/discover.aloha
ポータルサイト http://www.hawaii-tv.jp

2014.06.04(水)
文=芹澤和美