チベットの伝統的なデザインが溢れる館内

ロジャースラウンジは「タンカ」(チベットの伝統的な絵画)で使用される暖色と大地の色でデザインされている

 3階にあるラウンジ「ロジャースラウンジ」には、立体裁断された赤い布で飾られた、6.5メートルの大きな鐘のような形で、「マニ車」(主にチベット仏教で用いられる仏具)を思い起こさせるデザインのシャンデリアが設置されている。ラウンジや外のパティオでは、軽食や飲み物を楽しむことができる。

 気になるのはお料理。タパスバーとラウンジを兼ねた「シャンバラ」では、地元のチベット料理に敬意を払って作られた料理が出される。チベット・ヨーグルトであえてローストしたラムリブと、焼いたベーコンをチーズで巻いた料理をはじめ、お勧めの料理を取り揃えている他、伝統的な中国・雲南省の料理の数々も楽しめる。店内は居心地のよい内装と、修道僧が持っている提灯を彷彿とさせる薄暗い照明が施され、壁にはチベットの手作りカーペットが掛けられている。ラウンジ、ダイニングルーム、屋外のタパスバーから選択し、贅沢なディナータイムを過ごすことができる。

 また、インターナショナルな料理を味わえるオールデイダイニングレストランの「アルティテュード」にも屋外のスペースがある。もちろん、シャングリ・ラのシグネチャーレストラン「香宮(シャンパレス)」もある。10室のプライベートダイニングルームを備え、本格的な広東料理や四川料理を現代的な雰囲気で楽しめる。

高地に慣れるための「酸素ラウンジ」でトリートメント

 ラサでは、いろいろなところへ散策に出かける前に、あらかじめ高地に慣れる必要がある。そのためにラサのホテルでは初めてとなる、「酸素ラウンジ」があるというから安心だ。このラウンジではホテルに造園された庭園を見てリラックスしながら、リフレクソロジーのトリートメントを受けることができる。また敷地内にはスパ、充実した設備を備えたスポーツジム、屋内プール、専門スタッフがいるクリニックなども完備されている。

 ラサ・クンガ空港から車で40分、青蔵鉄道のラサ駅から車で20分のところにあり、ポタラ宮やノルブリンカ宮殿まで徒歩圏内の「シャングリ・ラ ホテル ラサ」で、チベット文化に触れててみてはいかがだろうか。

シャングリ・ラ ホテル ラサ
所在地 19 Norbulingka Road, Lhasa, Tibet Autonomous Region, 850000, China
電話番号 +86-891-655-8888
URL http://www.shangri-la.com/jp/lhasa/shangrila/

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