【2022年6月】悟明老師が占う「アジアの動き」

 インド&南アフリカ=破軍星には、流血沙汰を示唆する凶星の羊刃が入ってきます。

 特に心配なのが交通面。大事故のニュースが届かないことを祈るばかりです。

 東南アジア=太陽星には、吉星の禄存と右弼が入ります。病符という凶星もありますが、2つの吉星がこれを抑えます。

 禄存はお金、右弼はキーパーソンを示唆。外交面で手腕を発揮するリーダーのもと、経済的な成長を目指す姿がイメージされます。

 例えば、フィリピンは、先の大統領選で圧勝したフェルディナンド・マルコス・ジュニア氏が第17代大統領に就任しますが、この新政権が好発進するのではないでしょうか。

 その他の東南アジア諸国も、新型コロナウイルスの問題はそれほど深刻にはならず、安定したひと月となりそうです。

 そして、日本と韓国=七殺星には、吉星の天徳、凶星の白虎と飛廉が入ってきます。

 天徳星の力で、大難が小難になるとは思いますが、天災を象徴する飛廉の影響をいくらか受ける星回りです。

 白虎は流血沙汰を意味しており、台風や地震などが起これば、少なからぬ負傷者が出る状況は避けられないかもしれません。

 過度に恐れる必要はありませんが、家具類の落下防止、ストック食材や非常用持ち出し袋の確認、そして警報が出た際には早めに避難するなど、もしもの場合の被害を最小限にとどめる準備は各自でしておいて欲しいところです。

 また、日本では円安が人々の暮らしを圧迫しているようですが、神の使いである天徳星の導きで、タナボタ的な好機に恵まれ、いくらか解消される可能性もあります。どうか日本の皆さんが明るい気持ちで過ごせますように。

2022.05.30(月)
文=堀 由美子