アメリカ・オレゴン州ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド「KEEN(キーン)」は、産業廃棄物として処分される運命だったものを「HARVEST(収穫)」して「第2の人生」を与えるHARVEST(ハーベスト)コレクションを2007年から展開している。

 2022年もハーベストコレクションに車のレザーシートをアップサイクルしたサンダルや新開発ソールを搭載したスニーカーが登場。地球にも、使用する私たちとっても“より良いもの”を目指すKEENのハーベストコレクションで明日の一歩を快適に踏み出そう。


植物由来のソールを使用したタウンユースにもぴったりの1足

 今シーズンから新たに登場した「ELSA SNEAKER V(エルサ スニーカー ファイヴ)」は農業廃棄となった殻・葉・茎などを配合した植物ベースのソールユニットを搭載。

 アウトソールで51%、ミッドソールで35%の石油化学素材を、植物由来の素材に切り替えている。これまでのソールと同様の感触・パフォーマンス・耐久性といったクオリティを保ちながら、地球環境負荷の低減を実現している。

 さらに、アッパーとソールは熱で圧着するダイレクト製法を用いて接着剤を削減。フットベットには独自開発のLUFTCELL PU(ルフトセルPU)を採用し、PU(ポリ塩化ビニール)の使用も削減している。

 快適な履き心地と環境への配慮が行き届いた「エルサ スニーカー ファイヴ」はアウトドアシーンはもちろん、シンプルな汎用性の高いアイテムからカラフルなアイテムまで取り揃え、タウンユースでも活躍間違いなし。持っておきたい一足だ。

2022.04.20(水)
文=CREA編集部