「タカラレーベングループ」創業50周年記念ホテル
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1972年に東京・板橋でスタートし、現在は総合不動産事業を手掛けることで知られる「タカラレーベン」が、今年2022年に創業50年を迎える。
その記念事業のひとつとして、2022年3月24日(木)にお目見えしたのが、オリジナルブランドホテル第1号となる「HOTEL THE LEBEN OSAKA」だ。
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ホテルビジョンは、“日常のくつろぎがある、旅が広がる”。
まるで我が家にいるようなひとときを提案するため、これまでのシティホテルの概念をくつがえすような新たなサービスの数々を導入している。
そのひとつが、ルームチャージ制だ。
宿泊の構成や旅のスタイルは、人それぞれ。同ホテルは、人数により宿泊料金が変わる人数分のチャージ制ではなく、統一料金となるルームチャージ制を導入。少人数でプライバシーを重視した利用はもちろん、大人数で宿泊すればよりお得になるので、特に二~三世代での旅行や、家族連れにはうれしい。
そしてSDGsの観点から、必要なアメニティなどは1階の「アメニティステーション」でピックアップするシステムを採用。
感覚的には、ビジネスホテルとシティホテルの中間のような位置づけといえるだろう。
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スイートを含むタイプ多彩な客室は全107室で、すべて30平米以上のゆとりのある広い空間を実現しているのが魅力。
そして、自宅にいるような感覚で過ごしてほしい、海外のゲストには日本の文化に触れてほしいとの思いから、日本の習慣でもある“部屋で靴を脱ぐ”という過ごし方を提案しているのも特長的だ。
全室シモンズ社製のベッドマットレス、寝具は日本のブランド西川社製を採用するなど、室内の設えにもこだわりが詰まっている。
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館内に飲食施設はないものの、朝食「LEBEN STYLE BREAKFAST」は、船場エリアで大人気の船場トースト「Dali」とコラボレーションしたホテルオリジナルの朝食BOXを用意しているので要チェック!
あらかじめオーダーしておけば、スタッフが客室の入口まで指定の時間に届けてくれるので、朝のひととき、人目を気にすることなく、部屋でゆっくり朝食をとることができる。
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さらに同ホテルは“子供たちへの教育に貢献できるホテル”をも目指している。
その象徴的なエクスペリエンスのひとつが、「防災体験 Missionプラン」だ。この宿泊プランは、防災グッズや非常食が客室に用意されていて、災害時の不便な環境を再現した照明が消えた中で一日を過ごすというもの。
そんな「防災体験 Missionプラン」を皮切りに、今後もこれまでにないインパクトある体験、宿泊プランなどで、人々のライフスタイルをさらに幸せに導きたいという「HOTEL THE LEBEN OSAKA」は、ビジネス、観光、ファミリーユースなど、さまざまなシーンで活躍する1軒となりそうだ。
HOTEL THE LEBEN OSAKA
所在地 大阪市中央区南船場2-2-15
電話番号 06-6263-1111(代)
https://leben-hotels.jp/
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文=立花奈緒(ブレーンシップ)