寅(とら)年

神鳥さんが授けるお守りアイテム

 先月に引き続き、頭が龍、体が亀の形をした伝説上の神獣「龍亀」をお守りにしてください。

 龍は皇帝、亀は万寿を意味し、招財と長寿が叶う吉祥物として知られています。

 また、龍はこの時期のキーパーソンであるたつ年さんを意味し、亀は物事を一歩一歩進めていくことで開運するこの時期の象徴。ぜひ身近に置きたいアイテムです。

 風水に用いられる置物は銅製が主流で、概して高価ですが、近頃は、日本でも樹脂製のものが手頃な価格で手に入るようになっているので、まずは專門店のサイトなどを調べてみましょう。

 甲羅の上に小さな亀が乗っているもの、たくさんの硬貨の上に鎮座しているものなど、さまざまな趣の置物があるので、お気に入りの意匠を探してみてください。

 置物の購入が難しいようなら、画像検索をして、気に入った絵や写真をプリントして代用を。

 置物も絵も、飾る場所はオフィスの机の上やリビングのよく目につくところへ。その際、顔を外に向けておくこともポイントです。

 プリントアウトを持ち歩く際は、折り畳んでバッグに入れて活用を。

 先月、すでに置物を手に入れている人は、塩水で洗ってよく拭いてから、再登場してもらいましょう。

 この時期のラッキーカラーは、黒と緑。避けたほうがいいのは、赤、白、黄色。

※次回更新日は12月12日(土)
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2020.11.12(木)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい