国内でも希少な海上立地
「インターコンチネンタル横浜
Pier 8」
横浜の埠頭に位置し、海を間近に感じるくつろぎの新しい滞在型リゾート「インターコンチネンタル横浜Pier 8」が、2019年10月31日(木)に開業した。
なんといっても特徴は、その立地にある。海上(埠頭)に立つホテルは、国内でもレアケース。
遮るものがなにもなく、見渡す限りの水平線、豪華客船が着岸したときのダイナミックな眺望……。海上立地だからこその眺望が堪能できるのだから。
そしてホテル内のあらゆる場所でリゾート感を堪能できるので、いつ、何度訪れてもフレッシュな感動体験ができることも特筆に値する。
船旅をイメージしたという客室は、デラックスタイプを中心に、スイートを含む全173室。
大小の船が行き交う横浜港を一望する“ベイビュー”、昼夜で異なるパノラミックな街の景色が広がる“シティビュー”、中庭の緑と空の青が目にも心地よい“ガーデンサイド”。ビュータイプにはこの3つがあり、客室の大きな窓から、港町横浜のさまざまな眺望を楽しむことができるのも、このホテルならでは。
客室はもちろんのこと、エントランスから屋上まで、館内の空間すべてが“新しい滞在型リゾート”の演出で満ち溢れ、非日常のステイを叶えてくれることにも期待したい。
例えば、別世界へのアプローチを感じさせる、エントランスから2階ロビーへと続く印象的ならせん階段。開放的なテラス席を持ち、海風を感じながら食事ができるレストラン&バー。ベイブリッジやクルーズ客船の出入港など目の前に広がる横浜の海を満喫できる宿泊ゲスト専用のルーフトップなど。
また海に浮かぶ小さな島々をイメージした中庭には、四季折々の植物が茂っている。海のリゾートを満喫している中、とつぜん海の上にいることを忘れさせる空間に出くわすという演出も、遊び心があっておもしろい。
飲食施設は、オールデイダイニングのレストラン&バー「Larboard」と、鮨処「かたばみ」の2店で、ルームサービスは24時間対応。
レストラン&バー「Larboard」の趣向を凝らしたサービスのひとつが、ハーフブッフェ形式の朝食でメイン料理のオーダーができること(朝食サービスは宿泊ゲスト専用)。
ランチ&ディナーでは、横浜独自に進化した洋食をテーマに、地産地消の食材を取り入れたメニューをラインアップ。チェックアウトが12時に設定されているので、ゆったりとブランチを楽しめるのもうれしい。
隠れ家のような空間の鮨処では、選び抜いた新鮮なネタの“上質な江戸前”だけでなく、地元神奈川産の日本酒を豊富に取り揃えているので、特別な日に利用するのにうってつけだ。
日本における最初のインターコンチネンタルホテルブランドで、“風をはらんだヨットの帆”の外観でお馴染みの「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」までは徒歩10分の距離。
休日にゆったりとホテルホッピングを楽しむという、贅沢さも味わうことだってできてしまうのだから、ホテルラバーにはたまらないはず。これまでになかった、もうワンランク上のホテルライフをエンジョイしたい。
インターコンチネンタル横浜Pier 8
所在地 神奈川県横浜市中区新港2-14-1
電話番号 045-307-1111(代)
https://www.icyokohama-pier8.com/
文=立花奈緒(ブレーンシップ)