歴史と文化の重層感、それぞれに洗練を極めた食事やファッション、アーティスティックな営みの充実。欧州の国々はどこも本当に魅力的で、行けば行くほどに感銘が深まる。今回CREA Travellerでは、そんな欧州に行くときにお薦めなフィンエアーの魅力と、フィンランドの首都ヘルシンキを経由し「最短最速」ルートで行く、ときめきのディスティネーションをご紹介。
第1回目は、欧州への「最短最速」の秘密を明かします。
» 第2回 寛ぎをもたらす大人の都、フィンランド ヘルシンキ
» 第3回 進化するエアポート、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
» 第4回 南欧スペイン、東欧クロアチアも、最短最速で到着!
» 第5回 欧州上級編、中欧チェコの古都プラハにでかけよう
欧州の旅は“ゲートシティ”ヘルシンキから始まる!
西欧や南欧に比べ、どこか遠いイメージがある北欧。しかし、驚くことに日本から一番、近いヨーロッパはフィンランドだった。フィンエアーはフィンランドの首都ヘルシンキをヨーロッパの玄関口として、最短最速でヨーロッパ33都市へのアクセスを実現する。利便性も極めて高く、成田・名古屋・関空より就航し、日本―ヘルシンキ間をデイリー運航中。ヨーロッパを身近にするフィンエアーに誘われ、ときめきの美都を目指そう。
一番早い「ヘルシンキ ルート」の秘密
北欧は日本から遠いのでは? それは北極に近づくにつれ、面積が拡大されてしまうメルカトル図法地図(左)が生み出すイメージだ。地球儀を回してみよう。日本からもっとも近いヨーロッパは、フィンランドであることが確認できるだろう。フィンエアーはシベリア上空をまっすぐに飛ぶ欧州最短ルートのため、日本-ヘルシンキ間を平均9時間30分で結ぶ。さらに、ヘルシンキ経由により、ヨーロッパ各都市への最速アクセスも可能になる。
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photographs:Atsushi hashimoto / Yuji Ono / Akiko Fukuchi
text:Masami Uwabo
illustration:Yoshiyuki Osaki
coordination:Kaiya Reena / Yumiko Klement