日本の犬猫の飼育頭数は15歳未満の子どもの数よりも多いと言われている昨今、スマホとネット環境があれば、外出先からペットの健康状態を管理できたり、おやつをあげたりと、どこにいても留守番中の愛犬と繋がることができるアイテムが続々と登場しています。

 そこで、今回はペットを飼っている家庭におすすめの家電をご紹介します。

愛猫の健康状態をスマホでチェック

 わたしは以前犬2匹と暮らしていたのですが、飼育していると直面するのが健康問題。人と違って犬や猫は感情が読み取れないので、具合が良い悪いなどの健康状態をすぐに察知することはできません。

シャープ「HN-PC001」

オープン価格(実勢価格 約25,000円/税抜)
https://pethealthcare.sharp.co.jp/

 「HN-PC001」は健康状態を管理できる猫用システムトイレ。本体底にあるスケールユニットで、体重や尿量を計測。本体センサーで使用回数や滞在時間、設置場所周辺の温度をチェックできます。

 猫が用を足すたびに計測されるデータは独自の異変検知アルゴリズムで解析し、健康状態を管理。スマホやタブレットをWi-Fiで接続すれば、専用アプリ「COCORO PET」(月額300円/税抜)で健康データがチェックできます。データはグラフで表示されるので、わかりやすい!

 さらに、尿が多い、滞在時間が長いなどの異変があった際は、飼い主のスマホへすぐにお知らせ。外出先でも愛猫の健康状態を随時確認できるので安心です。

 また、多頭飼いの場合は個体認識バッジ「HN-PM001」(3,980円/税抜)を首輪に装着すると、各個体を見分けて個体別にデータを集めることができます。個体認識バッジは最大3頭まで計測可能。サイズは直径約29×縦34×厚さ15ミリ、重量は電池を含めても約9グラムなので、愛猫が付けても邪魔にならないサイズです。

2018.09.20(木)
文・撮影=善村苑香