ここ数年のパリは、若い世代のパティシエたちが大活躍中。パティスリーにおいてもデザートにおいても、20~30代の新鋭たちが、21世紀前半のスウィーツ黄金時代を築きつつあり、実に刺激的な状況だ。注目の12店をご紹介。

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クレープやトーストに塗れる
キャラメルペーストも

◆Karamel Paris(カラメル・パリ)

美味しそうなお菓子のすべてに、キャラメルを使用。
キャラメル愛に溢れるニコラシェフ。

 「ラデュレ」のインターナショナルシェフとして活躍していたニコラ・エルウィンが2016年に独立。

キャラメルが2つ入るギフトボックスは可愛いモチーフで8種、お土産に最適。5.5ユーロ。
キャラメル10個入りギフトボックスは14ユーロ。

 ありそうでなかった、キャラメルをテーマにした店には10種ほどのキャラメルをはじめ、キャラメル風味をしのばせたパティスリーやヴィエノワズリーにタブレットショコラ、さらに、サブレ、グラノラ、メレンゲなど種類豊富に並んでいる。

イートイン・スペースも併設。オリジナルブレンドのお茶と一緒にお菓子をどうぞ。ランチタイムにはキッシュなどの軽食も。

 クレープやトーストに塗る用のペーストなどもあり、キャラメルの美味しさを様々な形で堪
能させてくれる。

Karamel Paris(カラメル・パリ)
所在地 67 rue Saint-Dominique 75007 Paris
電話番号 01-71-93-02-94
営業時間 8:00~19:00(土・日曜 9:00~)
定休日 無休
https://karamelparis.com/

Text=Yukino Kano
Photo=Shiro Muramatsu、Taisuke Yoshida