調理風景視察、そして待ちかねた実食!

服部栄養専門学校の実習室でいっせいに調理開始!

 2016年11月30日、ファイナルステージの会場となった服部栄養専門学校には、最終決戦に駒を進めた6軒のホテルの料理人が集いました。

 開会式の後、厨房へと移り、調理風景を視察。代表料理人1名+アシスタント2名以内という規定の人数により各チームが美味しそうな料理を作っている様子を見ながら、その材料や作り方に関する質問を行います。真剣なまなざしから、気合が伝わってきます。

これが、最高の朝食を作り上げる匠の技。
どんな料理が仕上がるのか、見ているだけで胸が躍ります。

 そして、いよいよ試食!

 各チームの応援団やカメラを構えた取材陣が見守る中、それぞれの料理についてのプレゼンテーションを聞きながら、自信の2品ずつを堪能します。さすがは激戦を勝ち抜いてきたつわもの揃い。どれも甲乙つけがたい逸品ばかりです!

審査項目は、「味覚」「表現力」「独創性」「朝ごはんらしさ」「朝ごはんへの想い」そして「地産地消」の6つ。

 試食後はいったん審査員控室に戻り、採点を集計。順位に関しての協議に入ります。あまりにハイレベルな争いに頭を悩ませつつも、全員納得の結果が決定しました。

2016.12.13(火)
文=井上孝之
撮影=佐藤 亘