毎日新聞イベント
毎日新聞社(代表取締役社長:松木健)は6月29日(日)14時から、イベント「ひとりホスピス・緩和ケア時代 ~自分らしく生ききるために~」を公益財団法人「日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団」(ホスピス財団)とともに開催します。2024年5、11月に続く第3弾のシンポジウムです。65歳以上の高齢者がいる世帯のうち、「夫婦のみ」「単身者」が急増している時代を迎え、どのようにすれば人生の最終盤を豊かに生きられるのでしょうか。専門家と一緒に考えます。

厚生労働省が発表した国民生活基礎調査(2023年)によると、高齢者のいる世帯のうち「夫婦のみの世帯」は32.0%、「単身世帯」が31.7%で、年々増加しています。この数字、6割の高齢者に「いつかは自分だけで死ぬかも」という覚悟を迫るものかもしれません。
毎日新聞とホスピス財団のシンポジウム第3弾は、死生観の著名研究者と、訪問看護のみとりの現場で30年以上伴走支援を続けてきた専門家が、「ひとり」でも豊かに人生最終盤を生きるための具体的方策について語りつくします。
ぜひご参加ください。
※イベント会場は、昭和女子大学学園本部館(東京都世田谷区)になります。参加方法は、会場参加、オンライン視聴と2種類あります。
<当日の主な内容(予定)>
・ひとり死時代のこころえ
・自宅で自分らしく生ききるための支援の実際――平原看護師の立場から
・Q&A
<イベント概要>
【日時】2025年6月29日(日)14:00~16:00
【開催場所】昭和女子大学・学園本部館3階大会議室 東京都世田谷区太子堂1-7-57 ※大学内へは正門よりお入りください。アクセスの詳細はこちらをご覧ください
【参加方法】(I)会場参加(II)オンライン視聴(Zoomウェビナー)
【対象】どなたでもご参加いただけます
【定員】会場参加:70名(先着)、オンライン視聴:定員なし
【参加費(税込み)】
1.会場参加チケット:2,000円
2.視聴チケット:1,650円(学割:1,100円※年齢を問わず、小中高大専門学校に通っている方が対象です)
※チケット種別を問わず、チケットをご購入された方にはイベント終了後に別途、アーカイブを1カ月程度視聴できるご案内を致します
【締切】
・会場参加:2025年6月26日(木)23:59
・オンライン視聴:2025年6月29日(日)14:00
【当日参加方法】
・会場参加:毎日新聞社から、event@mainichi.co.jpのアカウントで当日のご案内をメールでお送りします。
・オンライン視聴:6月29日13:45以降、peatixにログインしてご覧ください。
【主催】毎日新聞社、公益財団法人「日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団」
<登壇者>

小谷みどり(こたに・みどり)
シニア生活文化研究所代表理事
1969年、大阪府生まれ。ライフデザイン研究所(現・第一生命経済研究所)に入社。主席研究員などを歴任。退社後、2019年にシニア生活文化研究所を立ち上げ、代表理事(現職)。専門は死生学。武蔵野大学客員教授のほか、立教大学などで兼任講師も務める。著書「<ひとり死>時代のお葬式とお墓」「没イチ」などで単身世帯急増の社会のありようについて論じている。

平原優美(ひらはら・ゆみ)
公益財団法人 日本訪問看護財団 常務理事
あすか山訪問看護ステーション統括所長も兼務。在宅看護専門看護師 博士学位(看護学)。東京都北区で診療所のステーション開設所長を経て、あすか山訪問看護ステーションで訪問看護を32年実践。赤ちゃんから高齢者まですべての疾患・障がい児者の看護や看取りを実践。ご遺族へのケアや地域のネットワークづくりに尽力。
<司会>

滝野隆浩(たきの・たかひろ)
毎日新聞客員編集委員
1960年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、83年入社。社会部、サンデー毎日編集部、前橋支局長、社会部専門編集委員を経て現職。コラム「掃苔記」(毎週日曜日掲載)のほか、毎日新聞デジタル「政治プレミア」では「自衛隊のリアル」を執筆。「宮崎勤精神鑑定書」「これからの『葬儀』の話をしよう」など著書多数。
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