京たんくろ和牛を温蔵庫で2時間ほど加熱する。葉付きニンジンや菊芋のフリットと。 “菜園”をテーマにした野菜が主役の一皿。土のように見えるのはブラックオリーブの燻製パウダーだ。京都・木津川から仕入れる野菜をそれぞれ焼いて甘みを引き出す。 シグネチャーはその名も“花のタルティーヌ”。食用の花びらや生ハム、ハーブなどをライ麦パンにのせ、ローズウォーターのドレッシングで。 鱗を立てて焼いた甘鯛に、手打ちのラビオリを添えて。ソースはブイヤベースとムール貝出汁の泡。 北岸寿規シェフ。フレンチ「ベルクール」、イタリアン「リストランテ ナカモト」などで修業を積んだ。 食後は「京都西陣 たま茶」のハーブティーをセレクト。説明書きを見ながら小菓子とともに楽しめる。 “ベリーな気分”というお茶。料理はすべて11,000円または16,500円コースの一例。花の蒸留水からスタートし、10品ほどで構成。 ゆったりとした空間の店内。 記事を読む