伝説の女優が滞在した帝国ホテルがもつ「四次元性」 | 齋藤薫の「美を紡ぐ旅」 | 写真

東京・日比谷、帝国ホテルの2代目本館、通称ライト館。近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの設計によって1923年に完成、震災、空襲にも耐え、1967年までホテルの象徴だった。マリリン・モンローが宿泊したのもこのライト館。

ライト館・メインロビーの吹き抜け。

1954年、マリリン・モンローとジョー・ディマジオは新婚旅行で来日、帝国ホテルに宿泊した。ホットミルク、仔羊のロースト、メルバトースト。マリリンの食事をアレンジした朝食セットは、現在も帝国ホテルの「レディーズプラン」で提供。(追加料金あり／要予約)

N°5は、1921年、シャネルが世に出した最初の香水。「女性そのものを感じさせる、女性のための香水を」というココ・シャネルの依頼によって調香された。マリリン・モンローに愛されたことでも有名。シャネル N°5 香水 7.5ml 15,000円／シャネル ©CHANEL

ライト館の客室。

ライト館の中庭。

伝説の女優が滞在した 帝国ホテルがもつ「四次元性」