もう十分生き切ったと思うのは何歳からだろう

 元気なおばあさんの、激動の時代を生き抜いた話が好きだ。佐藤愛子という作家も、奇天烈な家族や戦争、夫の不始末に泣かされてきた。いったん落ち着いた70歳で「わが老後」というシリーズが始まったが、現在90歳。まだまだ元気いっぱい。

『我が老後』
佐藤愛子 文春文庫 419円
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2014.04.24(木)
文=東えりか(HONZ副代表)

CREA 2014年5月号
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この記事の掲載号

たのしいガクモン

CREA 2014年5月号

そろそろ本気でお勉強!?
たのしいガクモン

特別定価780円