この記事の連載

「あなたがクリーニングに出している洗濯物のほとんどは、自宅でキレイに洗える!」と話すのは、クレイジーケンバンドや有名劇団の衣装クリーニングも担当するクリーニングのユニット「洗濯ブラザーズ」。彼らの技術を知って、年間10万円近くのクリーニング代を節約できた方もいます。

 洗濯ブラザーズの技術が詰め込まれた著書『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』より、スーツや学生服、ダウンジャケットの洗濯方法をご紹介します。(全2回の1回目。後篇を読む)


おウチで洗えば、汗の汚れもしっかり落ちます

 基本の洗濯術を知っていれば、どんなものも自分で洗えます。皮革、レーヨン、キュプラなど水に弱いもの以外は、家で洗ってみましょう。

 たとえば、スーツや学生服。汗の汚れにまみれています。

 いままでドライクリーニングに出していた人も、家で洗ってみてください。汗の汚れも臭いもすっきり取れて、気持ちよく仕事や学校に行けます。

 汗の汚れは裏面にたまるので、必ず裏返して洗いましょう。

 ズボンは縫い目(割り)をそろえて三つ折りにたたみ、ネットに入れます。

 スカートのプリーツは、洗濯機で回すと、どうしてもぐちゃくちゃになるので、手洗いをおすすめします。

2022.10.30(日)
文=洗濯ブラザーズ