東北の品を中心に選りすぐりの編組品が並ぶ店を厳選。6回に渡りご紹介。

 その土地ならではの歴史や素材、作り手の話を聞きながら暮らしのイメージに沿うものを探す旅も楽しい。


現代の生活スタイルに合わせた工芸品も揃う老舗雑貨店

◆茣蓙九 森九商店(ござく もりくしょうてん)

 盛岡市内の古い街並みが残る紺屋町。店は創業205年。

 現在の店主、森理彦さんで七代目という老舗の生活雑貨の店だ。江戸時代後期から増改築を重ねてきた趣ある建物が盛岡の文化を感じさせてくれる。

 南部せんべいや南部鉄器、紫根染などの店もあるこの通りでは、毎月「奥州懐道 アンチック市」という骨董市も開かれている。

 店は昔ながらの荒物屋の風情を引き継ぎつつ、現代の生活スタイルに合わせた全国の雑貨も仕入れている。編組品は時期にもよるが、岩手の沿岸部や県北部の物などがメイン。

 店の中庭をギャラリーとして開放し展覧会などをすることも。作り手が減ってきている今、好む人は多く、こうした店の存在はとても貴重と言える。盛岡に来たら一度は訪れたい。

茣蓙九 森九商店(ござく もりくしょうてん)

所在地 岩手県盛岡市紺屋町1-31
電話番号 019-622-7129
営業時間 8:30~17:30
定休日 日曜
http://morioka539.com/

Feature

東北6県の編組品を巡る旅
グッドデザイン&ショップ6選

Text=Akiko Sato
Photographs=Wataru Sato

この記事の掲載号

手仕事からアートスポットまで デザインで巡る東北

CREA Traveller 2021年秋号

手仕事からアートスポットまで
デザインで巡る東北

定価1,350円 (税込)

詳しくは
こちらへ

CREA Traveller 2021年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。