この記事の連載

 こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 前回から、姿勢作りのアイデアをご紹介しています。前回は、私が思いついたアイデアが理に適っているかどうかをプロに検証してもらいました。

 今回は、引き続きプロにご指導いただきながら、立ち姿勢と座り姿勢を美しく見せるコツをご紹介します。


●体の4カ所を一直線上に置く

 教えてくださるのは、広尾にある「SPINE CONDITIONING STATION(スパイン・コンディショニング・ステーション、以下SCS)のコーチングトレーナー、折笠佑太先生です。

 先生には、前回、私のアイデアの検証と立ち姿勢の修正をしていただきました。

 先生によると、体に負担がかからない美しい立ち姿勢は、あるポイントを押さえると実現しやすくなるそうで、そのポイントとは、「体の4カ所を一直線上に置くこと」。

「4カ所というのは、解剖学用語でいうところの『外耳孔(耳の穴)』、『肩峰』、『大転子(大腿骨)』、『外果(そとくるぶし)』です。この4カ所が、横から見た時、一直線上にくるようにすると、理想の立ち姿勢に近づきます」(折笠先生、以下同)

 では、私の普段の立ち姿勢と、「オードリー・春日さんをイメージした」後の姿を、ポイントを踏まえて見てみましょう。

 両方とも、4カ所が一直線上から外れているのがわかりますよね。

 続いて、「春日式」後の姿勢から4カ所を一直線上に置くように正していただいたのが、こちら。

 これが、前回ご紹介した「修正後」の姿勢なのですが、この姿勢だと横から見て美しいだけでなく、体がとにかくラクでした。しかも正面から見たときの「体の左右の傾き」も減っていて、見た目の上でも美しい姿勢に近づけたように感じました。

2024.04.14(日)
文・写真=にらさわあきこ