この記事の連載

 前回から、マシンピラティス体験をリポートしています。

 前回は、マシンピラティスが姿勢改善に役立った話を中心にお伝えしました。

 今回は、トレーナーの嶋田さんに教わった、自宅でできる姿勢改善の方法をご紹介します。


姿勢改善のためのトレーニング

 教えてくれたのは、「ピラティススタジオ B&B 三軒茶屋スタジオ」の嶋田一生さん。PHIピラティスインストラクターで、日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者です。

ピラティススタジオ B&B 

https://www.pilates-bb.com/index.html

 「姿勢を良くするためには、体幹がしっかり鍛えられている必要があります」と嶋田さん。

 体幹が鍛えられているかどうかを確認するためには、長座がキレイにできるかどうかをチェックするのが有効なのだとか。

「長座の姿勢ができる方は良い姿勢ですし、できない方は猫背、巻き肩、ストレートネック、反り腰などになっている可能性があります。また、長座のポジションは腸腰筋、腹筋、背筋を鍛えると同時に、ハムストリングスの柔軟性もアップさせます。ですから、長座ができるかどうかをチェックすることはイコール、トレーニングにもなります」

 では、トライしていきましょう。

◆長座トレーニングのHow-to

1:骨盤を立てて座る

「お尻の肉を中にしまい込み、その際手に触れる骨(坐骨)の上にしっかり体重を乗せましょう」(嶋田さん・以下、同)

2:背骨は、上から引っ張られているイメージでまっすぐにする

「できない方は膝を少し曲げた状態で行うと、無理せずに行えます。脚を伸ばすことよりも、骨盤〜背中〜脳天までがまっすぐになることを優先させましょう」

3:この姿勢を5秒間キープ

「5秒間キープを1セットとして、5〜8セット行いましょう」

2023.08.13(日)
文・撮影=にらさわあきこ
写真提供=ピラティススタジオ B&B 三軒茶屋スタジオ