この記事の連載

 こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 痩せてしまった目周りの改善を目指し、アイケアの人気アイテムを継続して使い始めています。

 その結果、2週間の使用でいい感じになったので、前回はアイテムと使用前後の様子をご紹介しました。

 今回は、人気アイテムの使用法から学んだケアのコツについてです。


クラランスのケア方法は必見!

 顔のケアを行う時、私はいつもクラランスの方法を基準にしています。

 というのも、この連載のスタート当初、ケア方法をプロに習おうと思いたち、クラランスのトレーナーさんに、丁寧に教えていただいたのです。

 その方法はとても理にかなっていて、かつ、実際に効果を感じたので、以来、全顔と目元の2つはクラランス流でケアしています。

●クラランスで習ったケア方法はこちら

https://crea.bunshun.jp/articles/-/24618

 なかでもアイケアの方法は、習う前と後でずいぶん変わりました。ケアする範囲が以前より、広範囲になったのです。

 クラランスではアイケアを行う時に、指三本の第二関節までを使います。そして上まぶたと下まぶたの両方をイラスト(1)(2)(3)のように、鼻の横から3回に分けてゆっくりプレスしていきます。

 試してみるとわかるのですが、(3)や(6)の時の指の位置は、くすり指が目尻付近、ひとさし指は耳の少し手前くらいになります。つまり、アイケアは「それだけ広いゾーン」に行うべきなのです。

 でも、考えてみれば納得です。

 だって、目尻のシワって目よりもかなり外側に入りますし、クマやたるみも眼窩より下にまで及びます。だから、日常的に広い範囲をケアしておけば、エイジングの大敵を防御することができるのです。

「ダブル セーラム アイ」では額もケア

 なお、先のイラストはクラランスの「グラン アイ セラム 」(現行商品では「グラン アイ セラム V」 )を取材した時のものでしたが、今回の「ダブル セーラム アイ」20mL(9,900円)では、範囲が更に追加されていました。

 シワ改善も目指すためなのか、眉間と額もケアするのです。

 実際、私も最近は眉間に縦ジワが入りがちなので、このステップを加えるのは大歓迎。習慣にしようと思いました。

 では、クラランスのケア方法を丁寧に見ていきましょう。

 使用するのは、「ダブル セーラム アイ」です。

#1 指先に1プッシュ分の規定量を置く。

#2 ひとさし指からくすり指までの3本の「指先から第2関節まで」を使い、その範囲内でもみほぐすようにして温める。

#3 人肌に温まったところで、目の周りに塗布しながらプレスする。順番は、下まぶたが先、上まぶたが後。イラストの(1)~(6)の順で行う。

#4 その後、眉間と額にも塗布&プレスする。

 ケアの方法は「ダブル セーラム アイ」のHPに動画でも紹介されているので、チェックしてみるといいでしょう。なお、動画では、上下まぶたのプレスは4回ずつ、眉間と額は2回行っています。回数は顔の大きさによっても違うので必ず何回とは言えませんが、しっかり広範囲をプレスする意識で行うのがポイントです。

2023.07.16(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史