【国宝 燕子花図(かきつばたず)屏風(右隻) 尾形光琳筆 日本・江戸時代 18世紀】。 【国宝 燕子花図(かきつばたず)屏風(左隻) 尾形光琳筆 日本・江戸時代 18世紀】1914年に初代嘉一郎が入手した豪奢な金屏風。日本の絵画史上に燦然と輝きを放つ尾形光琳の代表作で、現在の五千円札にもデザインされている。 【重要文化財 花白河蒔絵硯箱(はなのしらかわまきえすずりばこ) 日本・室町時代 15世紀】1906年、大阪の入札会で落札。16,500円という落札価格は当時では破格の大金で、初代嘉一郎は古美術界で一躍その名を知られるようになった。 【重要文化財 饕餮文方盉(とうてつもんほうか) 中国・殷時代 前13~12世紀】1935年、ロンドンで開催された「中国芸術国際展覧会」に、初代嘉一郎はこの作品を含む多数の作品を出品。彼が思う「美術外交」の表れだった。 【重要文化財 青井戸茶碗 銘 柴田 朝鮮・朝鮮時代 16世紀】織田信長から柴田勝家が拝領したため、「柴田」の呼称がある高麗茶碗。明治末期に藤田家に移り、1934年、初代嘉一郎の有するところとなった。 4棟の茶室は江戸末期~明治期に建設されたものを移築。 記事を読む