ガウディ作のバトリョ邸と隣合わせのアマトイェール邸(右から3番目)。この一角には、以前にご紹介したイェオ・イ・モレラ邸(ムンタネー作)も含め、建築家たちが粋を競った建物が並んでおり、それぞれのライバル心がせめぎあい「不和の区画」と呼ばれている。 上部にステンドクラスが施された大きな窓から明るい光が差し込むダイニングルーム。 (左)廊下の明り取りの窓。窓越しに見えるのは玄関ドア。(右上)吹き抜けの天井部に施されたステンドグラス。(右下)ダイニングルームの照明。建物内の照明器具は、ステンドグラスを多用したものが多く、いずれもデザイン性に優れたものばかり。 ダイニングルームの壁側には、大きな暖炉が。テーブルの上の照明には、ガス灯と並行して電灯が設置された。 1階のキッチンから2階まで食事や飲み物を運ぶために作られた小型エレベータ。こちらも電動で、当時の最先端技術が使われていた。 アントニ・アマトイェール氏の書斎。仕事をしながらも家族や使用人、訪問客など、人の動きを把握できるように、家の中央部に置かれている。 1階部分のカフェ。かつてのキッチン部分を利用しており、当時のしつらえがそのまま残されている一角もある。アマトイェール・チョコレートなど、お土産にぴったりの商品も販売。テラス席もお勧め。 記事を読む