熱帯雨林は上から見下ろしてもなかなか面白いもの

Skyrail Rainforest Cableway (スカイレール)

ケーブルカーは熱帯雨林の上空だけでなく、バロン滝の勇姿やグレート・バリア・リーフの眺望も楽しめる。
床がガラスになったダイヤモンドビュー・ゴンドラ。このゴンドラなら熱帯雨林のパノラマだけでなく、樹々を真上から観察できる。ふだん見上げることしかできない植物たちのユニークな眺めを楽しめるのだ。この特別ゴンドラは現在11台が運行中で、約7分ごとに出発する。追加料金は10オーストラリアドル。

 全長7.5キロメートル、片道約45分のケーブルカー・トリップも人気。往路復路のどちらかをキュランダ高原列車に乗るのも自由だし、もちろん高いところが好きなら往復スカイレールで、熱帯雨林を堪能するのもOKだ。途中の駅でボードウォークを楽しんだり、見晴し台で記念撮影することもできる。レンジャーによるレクチャーが聞ければ、熱帯雨林がより身近に感じられるはずだ。

右:“ちょっと待ての木”と親しまれるヤシの一種は、葉裏に無数のトゲがある。日光を浴びるために、他の植物に引っかかりながら上へと登るためのトゲで、服にもすぐ引っかかるので要注意。

Skyrail Rainforest Cableway (スカイレール)
所在地 Cnr of Captain Cook Highway and Cairns Western Arterial Road Smithfield, Queensland, Australia
電話番号 +61-7-4038-5555
URL http://www.skyrail.com.au/
料金 47オーストラリアドル(片道)
※他にキュランダ高原列車とのセットチケットやケアンズ往復送迎付きのチケットも有り
※メンテナンスのため5月22日~6月11日、9月1日~3日・8日運休予定

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2014.03.14(金)
撮影=鍋島徳恭、橋本篤
文=大沢さつき、渡辺紀子
協力=オーストラリア政府観光局