東京のシンボルも水玉模様がジャック

 2012年に「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が発表した芸術家・草間彌生とのコラボレーション。ロックイットMMやポシェット・アクセソワールなど、「LOUIS VUITTON」の名作バッグはもちろん、シューズなどさまざまなアイテムが水玉模様で彩られたこのコラボレーションは、多くの人の記憶に刻まれ、大きな反響を呼んだ。

 あれから10年、再びルイ・ヴィトンと草間彌生のタッグが復活。来年1月から展開される「ルイ・ヴィトン×草間彌生」コレクションの発売を祝い、今度は“東京の街”が水玉模様に彩られる。

 水玉模様が降り注ぐのは新宿東口、渋谷のスクランブル交差点、ZeroBase渋谷、東京駅(行幸通り)、ドーバーストリートマーケット銀座、プリンス芝公園、増上寺、そして東京タワーの7か所。

 新宿と渋谷ではルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボ動画が公開されている。渋谷スクランブル交差点で空を仰ぐと、8画面で巨大な草間彌生と小さなモデルがコミカルに動く動画を見ることができる(~12月5日、上映時間は9時~24時)。小気味よいシュールな音楽と合わせて、現実ではない世界へトリップするかのようだ。

 新宿では最新の4Kディスプレイを用いた3D動画が流れている(~12月7日、上映時間は7時~25時)。世界観はもちろん、実際に画面から飛び出ているかのようなリアルな臨場感は必見だ。

2022.12.04(日)
文=CREA編集部