アントシアニンが豊富なアンチエイジング食材「ナス」

 まず向かったのが高知市の東側に位置する安芸市の、太平洋を一望する高台にあるナス畑。ここでは「竜馬」、「土佐鷹」という2種類のナスを栽培している。なかでも高知県のオリジナル品種「土佐鷹」はアクが少なく、なんと生でも食べられるほどジューシー! ナスの皮が紫なのはアントシアニンの色で、高血圧や動脈硬化予防に有効だとか。

こちらが土佐鷹。浅漬けにしてもおいしい!
生で食べてみると、まるで青りんごのような瑞々しい甘さが口の中に広がる。

 地元でナス料理といえば、素揚げにしたナスに、刻んだミョウガやネギを混ぜたポン酢で食べる「ナスのタタキ」が定番。ナス畑を案内してくれた農家の長野雅博さん、順子さんご夫妻がつくった、ナスのタタキを食べさせてもらった。さっそくひと口いただくと……ナスの甘みとポン酢の相性が抜群! この組み合わせなら、アントシアニンたっぷりのナスをいくらでも食べられそうだ。

白みそとみりんをベースにした自家製のポン酢でさっぱりといただくナスのタタキ。

2015.04.18(土)