今日の絶景

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「ロシアの明治村」にたたずむ
釘を一本も使わず建てられた聖堂

Magnificent View #483
顕栄聖堂(ロシア)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 ロシア連邦カレリア共和国、オネガ湖に浮かぶキジ島。南北約7キロ、東西約500メートルの細長いこの島は、ロシア正教会の木造建築群があることで知られている。

 といっても、木造建築は、すべてがもとからここにあったものではない。1960年、島全体が木造建築の特別保存地区に指定された後、ロシア各地から木造の農家や風車などがここに移築。それら建築群は、1990年に世界遺産となった。

 島でひときわ目を引くのは、1714年、キジ島の職人が建てた顕栄聖堂(プレオブラジェンスカヤ教会)。釘を一本も使わず、ノコギリとノミ、キリだけで造られたという。

 現在、老朽化にともない修復作業が行われているが、釘を使わない構造ゆえに、現代の建築技術を用いても、完全な再現は不可能だとのこと。

2015.01.26(月)

文=芹澤和美

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