今日の絶景

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サンクトペテルブルクの教会の
恐ろしい通称の由来は?

Magnificent View #033
血の上の救世主教会(ロシア)

(C) Philip Gould / CORBIS / amanaimages

 何ともおどろおどろしい名前である。かつてロシア帝国が都を構えたサンクトペテルブルクに立つネギ坊主のようなこの教会、本名はハリストス復活大聖堂という。

 1881年、時の皇帝アレクサンドル2世は、テロリストが投じた爆弾によって暗殺された。その事件が起こった地に、弔意を込めて建立されたのがこの聖堂。つまり、文字通り血の上に位置しているのだ。

 完成は1907年。だがその10年後にロシア革命が勃発、社会主義体制下において教会は閉鎖の憂き目に遭う。第二次大戦中にいたっては、ジャガイモ倉庫として利用されていた。

 再び一般に開放されたのは、ソ連崩壊後の97年のこと。ロシア建築の白眉たるこの教会は、モザイクで飾られた堂内も豪奢を極める。ロマノフ朝の栄耀を体感できるだろう。

2013.11.02(土)

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