フェズでは高級リヤドに泊まることをおすすめする。モロッコ、中でもフェズでしか味わえない異国情緒を存分に楽しむことができるからだ。

» 第1回 オールド&ニューな魅力を放つ「リヤド・フェズ」
» 第3回 長居したくなるほどアットホーム!「リヤド・ラルーサ」

La Maison Bleue & Riad Maison Bleue
(ラ・メゾン・ブルー&リヤド・メゾン・ブルー)

ラ・メゾン・ブルーのパティオ。食事はここで。夕食時にはゲンブリという弦楽器を使う北アフリカ特有のグナワ音楽の生演奏がある。

異国情緒に浸れるクラシック・リヤド

 1915年に建てられた邸宅の持ち主だった法律家の孫が、現在リヤドにして客を迎え入れている。

 このラ・メゾン・ブルーは客室4つとレストランのみだが、“古民家”に泊まってみたい人にはぴったりの宿だ。アンティークの木製の大きな扉とステンドグラス、壁はブルーとグリーンのモザイクタイル。すっぽりと建物に包み込まれるような居心地のよさだ。

 特筆すべきは、ディナー。モロッコの「ベストレストラン」のひとつに選ばれているだけあり、鶏レバーとタマネギのソースが絡んだジューシーな地鶏のタジンは忘れられない。レストランのみの利用も可能で、非常に人気が高い。ブージュルード門のすぐ近くにあるのでメディナ観光にも便利である。

ラ・メゾン・ブルーの客室はパティオを囲むように2階に4室ある。天蓋付きのベッドと広いリビングで静かな時を過ごせる。
ラ・メゾン・ブルーのレストランは、世界でも名高いクオリティ。メインの地鶏のタジンは、この旅でのNo.1。チキンそのものの新鮮さとしっかりとしみ込んだ味付けが格別。モロカンサラダはカリフラワーの煮込みがおすすめ。モロッコ刺繍のテーブルクロスが温かさを演出する。

La Maison Bleue (ラ・メゾン・ブルー)
所在地 2 Place de l' Istiqlal, Batha, Fès
電話番号 +212-535-741-843
URL http://www.maisonbleue.com/
客室数 4室
料金 1,900モロッコ・ディルハム~

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写真=橋本 篤
コーディネート=上村 聡(サラムモロッコ)

この記事の掲載号

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