現在好評発売中のCREA2・3月合併号は、「ひとり温泉、ひとり宿」と題し、ほっとする旅館から最新のホテルまで、新しい魅力と発見が多い宿を多数掲載している。

 そこでこちらでは、全国に個性的な宿を多数展開する「星野リゾート」から、おひとりさまにこそおすすめの冬限定の滞在プランを厳選してご紹介!


比叡山で自分を見つめ
精進フレンチで英気を養う

◆星野リゾート ロテルド比叡

“比叡山元祖おみくじ一人旅”は、宿泊者だけが体験できるプログラム。2019年3月11日(月)まで毎日受付。1名6,000円(税込・宿泊料金別)。

 世界文化遺産・比叡山延暦寺の続き地に建ち、目の前には琵琶湖の景色が一望できるオーベルジュ「星野リゾート ロテルド比叡」。

 この宿で今冬おすすめなのが、比叡山で江戸時代から引き継がれる“元祖おみくじ”が体験できる“比叡山元祖おみくじ一人旅”だ。

比叡山延暦寺の元三大師堂。ここに伝わる元祖おみくじでは、まず大師様に悩みを打ち明け、選択すべき道の迷いを具体的に話す。そのうえで大師様は、お経を唱え、おみくじを引き、内容を伝えてくださる。所要時間は1~2時間ほど。一般的なおみくじとは異なるため、事前予約から大師様に会いに行くまでを宿のスタッフがサポートしてくれる。

 比叡山はおみくじの発祥地といわれている。江戸時代より比叡山延暦寺の元三大師堂(がんざんだいしどう)に伝わる“元祖おみくじ”は、本人が運だめしとしてくじを引くのではなく、大師様が相談を聞き、その悩みに対してお札を授かるものとして、現在もその伝統が守り継がれているのだそう。

 “比叡山元祖おみくじ一人旅”プログラムに参加すると、今やこのオーベルジュの代名詞ともなっている「精進フレンチ」の夕食が堪能できるのもうれしい。

ロテルド比叡が誇る、精進フレンチのディナーコースの一例。“比叡山元祖おみくじ一人旅”プログラムへの参加特典として、夕食は、比叡山に伝わる精進料理を元にしたオリジナル精進フレンチにアップグレードされる。

 ロテルド比叡が提案する精進フレンチとは、古来より近江に伝わる発酵の知恵を用いた鮒鮓や豊穣な近江食材を使い、新しいフレンチや発酵の力を感じさせてくれるもの。

 キノコや野菜のフリットから始まり、アボカドや豆乳を使ったサラダ、多くのバリエーションで調理した加熱野菜、メインには穀物のリゾットと、質素の中にも華やかさがあるフランス料理の数々は、翌日の参拝に向けて英気を養ってくれるはず。

「山床カフェ」から望む琵琶湖の夕景。世間の喧騒を離れた、山上のオーベルジュで静かに過ごす、贅沢かつ貴重なひとときを満喫して。

 ゆったりと静かな環境に身を置き、心身ともにリフレッシュし、普通では体験できない希少なおみくじで自分の進むべき道を見つめる。新たなスタートを切る節目に、そんなひとり旅はいかが?

星野リゾート ロテルド比叡

所在地 京都府京都市左京区比叡山一本杉
電話番号 0570-073-022(星野リゾート予約センター)
https://www.hotel-hiei.jp/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)