(4) アップグレードされるための条件は?

 いくらビジネスクラスの比率が高くても、ビジネスクラスにアップグレードされる人の数はそれほど多くありません。航空会社はどのような人を優先してアップグレードするのでしょうか。

 やや古いですが、ユナイテッド航空の元地上職の職員が、アップグレードをどのように行っているのかを赤裸々に暴露した投稿がかつて話題になりました。現在もこの投稿とそれほど大きな差はないと考えられます。

 結論からいうと、ゴールド会員、プラチナ会員などマイレージプログラムの上級会員(年間に多くの距離・回数を飛んでいる会員)のステータスが高い順にアップグレードが確定します。

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは持つだけで初年度はデルタ航空のゴールド会員になれる。

 でも、そんなに飛行機乗らないし……という人におすすめなのが「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」。

 年会費が26,000円+消費税と高いものの、このカードに入会するだけで、初年度はデルタ航空のマイレージプログラムのゴールド会員に自動的になれます。

 年間150万円以上の決済をすることで、2年目以降もゴールド会員を維持することが可能です。

 ちなみにJALには「JGC」、ANAには「SFC」という制度があり、1年間だけそれぞれの会社のフライトにたくさん乗れば、その後は提携クレジットカードを所持するだけで上級会員を維持できます。

 それはちょっと……という人も、マイレージの会員登録はしておきましょう。上級会員でなくても、非会員よりは優先順位が上なのですから。

 マイレージの上級会員で同じステータスの場合は、航空券の価格が高い人から優先されます。航空券の価格が高いほど予約クラスとよばれるものが高く、マイレージの加算率も高くなります。

2018.12.27(木)
文=橋賀秀紀

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