2018年は、横山剣さん率いるクレイジーケンバンド(以下CKB)がデビュー20周年を迎えたアニバーサリーイヤー。3年ぶりのオリジナルアルバム『GOING TO A GO-GO』のリリース、そして横浜アリーナでのライブなど、アグレッシブな活動が続きます。

 CREA WEBでは、デビュー20周年を記念して、スペシャル対談を企画しました。剣さんのお相手としてご登場いただいたのは、熱狂的なCKBのファンとして知られる俳優の光石研さん。2人のケンさんは今回が初対面。全5回にわたり、濃密すぎる対話の一部始終をお届けします!

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▼talk02

ふたりともベスパに乗っていた

光石 1980年に上京した頃の僕の髪形は、軽くリーゼントでした。ファッションはロックンローラーではなくちょっとカレッジ寄りで。それで、ベスパに乗っていました。

横山 僕もクールスのスタッフの頃はベスパの50ccに乗っていました。

光石 僕もそうです。白の50。

横山 僕は白に1、2年乗って、その後黒に塗ったのをクールスのフランクさん(ギターの飯田和男)に売って、ムラさん(ヴォーカルの村山一海)のパッソーラを買いました。

光石 ヤマハのパッソーラも懐かしい。あの頃、50はノーヘルですものね。

横山 そうそう。ノーヘルでしたね。のどかな時代(笑)。当時の原宿は、ロックンローラーに竹の子族、サーファーもいればニューウェーブもいるという時代でしたね。

光石 そうでしたね。

横山 現在、CKBの所属事務所を僕と共同経営している萩野(知明)君もクールスのスタッフを務めていましたが、当時、普段の彼はサーファーっぽい格好をしていたんですよ。

光石 ええっ! ほんとですか?

横山 で、僕も萩野君に感化されて、ムスクオイルをつけてみたり、部屋をトロピカルにしたりして。

光石 CKBの「本牧仕様のサーファーガール」の世界みたいじゃないですか?

横山 「ファーラー」のパンツで靴は「ワラビー」、髪はリーゼントってメチャクチャ(笑)。

光石 意外ですね。

横山 クールスファンに怒られますからね(笑)。音楽もボズ・スキャッグスやマイケル・フランクス、エアプレイなんか聴いたり。

光石 いいですね。僕も好きです。

横山 日本ではAOR、アメリカではMOR=ミドル・オブ・ザ・ロードというんですかね。

光石 でも、AORはメロウグルーヴにも通じますよね。

横山 そうそうそう! CKBに繋がっているんです。

2018.09.15(土)
構成=佐野郷子
撮影=鈴木七絵
スタイリング=下山さつき
ヘアメイク=山田久美子

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