トンカツや天ぷらなど専門店は昔からあるけれど、今までになかった珍しい専門店、味を極めた進化形の店に会えるのは東京だからこそ。TVディレクターで、食べ方学会の会長でもある市島晃生さんに、おすすめの専門店を紹介してもらいました。


◆ビーフン東 東京店
 [新橋]

ビーフン専門店[マニア度:★★☆]

かに玉ビーフン 850円(夜は918円)。

 新橋で戦後まもなくオープン、皇室や文化人など多くのファンを持つ町の中華の名店。薄い塩味の鶏ガラスープでもどし、一気呵成に炒めたビーフンはほどよい歯ごたえとのど越しの良さが身上。

バーツアン(中華ちまき) 700円(夜は756円)はテイクアウトもOK。
昼のメニューは五目(写真)、かに玉、並ビーフンの3種のみで各850円。

「昼のメニューはビーフン3種と中華ちまきだけですが、いつも賑わっていて昼だけで5回転もするそう。アツアツのおいしいうちに、リズムよく一気に食べて」(市島さん)

【食べ方流儀】

最初はそのまま頰張ってビーフンの味を堪能。肉に当たらないようちまきをかじり、ビーフンに戻ってにんにく醤油をかけ、更に味わう。最後、ちまきの肉を食べて〆る。

※価格はすべて税込表記です。

ビーフン東(あずま) 東京店

所在地 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館2F 
電話番号 03-3571-6078
営業時間 11:30~13:45 L.O.、17:00~20:30 L.O.、土曜 11:30~13:15 L.O. 
定休日 日・祝日
席数 36席(うちカウンター8席)
http://www.bi-fun.jp/

市島晃生(いちじま てるお)さん
[TVディレクター/食べ方学会会長]

1966年生まれ、神奈川県出身。TV番組「料理の鉄人」を経てBSフジ「極皿~食の因数分解」BSジャパン「奇跡の晩餐~ダイニングアウト物語」などを担当。港区在住だがゴールデン街、秋葉原にも遠征。著書は『食べ方図説 崎陽軒シウマイ弁当編』ほか。

2018.06.16(土)
Text=Kaori Minetsuki
Photographs=Ichisei Hiramatsu

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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