ウー・ウェンの家庭料理の“基本”

ウー・ウェンの家庭料理の“基本”

時間が美味しくしてくれる
あっさり塩味の「鶏手羽の煮もの」

 人気料理研究家ウー・ウェンさんの家庭料理本の決定版『ウー・ウェンの家庭料理 8つの基本』(文藝春秋刊)。この本で紹介されている料理は、どれもウー・ウェンさんが忙しい毎日の中で、実際に家族のためにつくっているものばかり。できるだけシンプルに調理し、毎日飽きずに(嫌にならずに!)美味しい食卓を演出するための、“基本”のルールと掲載レシピの一部をご紹介!

» 第1回 野菜は「丸ごと」調理する
» 第3回 時間があるときこそ丁寧に炒めもの
» 第4回 もっと蒸す!

【手抜きしたいときは煮ものを】

 煮ものほど簡単な料理はありません。料理教室の生徒さんには、「煮ものは、お昼寝しながらね」と言っているほど。なにしろ、コツは「放っておくこと」なんですから! 私じゃなくて、時間が美味しくしてくれるのです。肉に野菜を加えれば、栄養バランスもとれ、ひと品で充分です。

鶏肉の煮ものは塩味で。あっさりさっぱり仕上げます。手羽はじっくり時間をかけて。

◆「鶏手羽の煮もの」のレシピ

■材料(4人分)
・鶏手羽先:4本
・鶏手羽元:4本
・粗塩:小さじ1/2
・こしょう:少々

【A】
・長ねぎのぶつ切り:1本分
・しょうがのぶつ切り:30g
・酒:1/2カップ
・水:1/2カップ

■作り方
(1) 鍋に湯を沸かし、鶏肉をさっとゆでてアクを出し、ざるにあげて水気をきる。
(2) 鍋に(1)、【A】を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして蓋をし、20分煮る。
(3) 粗塩を加え、さらに10分煮る。仕上げにこしょうをかける。

ウー・ウェン(Wu Wen)
中国・北京に生まれ育つ。1990 年に来日。料理上手な母から受け継いだ家庭料理が評判となり、料理研究家となる。美味しい家庭料理は人の幸せと健康をつくるという考えのもと、東京と北京でクッキングサロンを主宰。中国の家庭に伝わる医食同源の知恵が詰まった料理は、シンプルで作りやすく、体にやさしいとファンが多い。『ウー・ウェンの北京小麦粉料理』、『ウー・ウェンさんちの定番献立』(ともに高橋書店)、『ウー・ウェンの野菜料理は切り方で決まり!』(文化出版局)、『からだを整える お手当て料理』(地球丸)など著書多数。

ウー・ウェンの家庭料理 8つの基本
人気料理研究家ウー・ウェンさんが、一人の主婦として25年にわたり台所を”運営”してきた方法論を、「8つの基本」にまとめて紹介。この一冊だけあれば、一生、料理に困ることはありません。

ウー・ウェン 著
本体1,500円+税 文藝春秋刊
» 立ち読み・購入はこちらから(文藝春秋BOOKSへリンク)

2017.09.30(土)

文=ウー・ウェン
撮影=鍋島徳恭

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