男性と女性が描かれたふたつの棟

 フロントを中央に、左右に伸びる客室棟。海に向かって右は「ワイアナエ・タワー」、左は「エヴァ・タワー」。エントランスの壁画同様に、それぞれの海寄りの外壁には、ハワイの現代アーティストによる男性(ワイアナエ・タワー)、女性(エヴァ・タワー)の絵が描かれています。各棟のエレベーターホールや廊下に飾られたアートにも、男性・女性らしいテーマが息づいています。

エレベーターホールにもハワイアンアートが。

 客室棟には様々なビューやタイプの客室が用意されており、旅のスタイルによってチョイスすることが可能(一部はタイムシェアのみで展開)。クイーンサイズもしくはキングサイズのベッドを有したゲストルームは、もっともスタンダードなタイプでもベッド周りに余裕のある空間を確保してあり、ゆったりと過ごすことができます。

 ベッドがやや高めなのは、その下にスーツケースを収納するため。チェックインしたらスーツケースから荷物を全部出して、収納力いっぱいのクローゼットやハンガーへ。部屋を広々と使いながら長期滞在し、暮らすようにステイを楽しめるよう、工夫されているのです。

 室内のカラーリングは、ディズニーリゾートのすべてを創造する“イマジニア”と呼ばれるデザイナーチームが、ハワイの土を採取してそのトーンを選んだのだとか。高級感あるブラウンを基調に、ハワイの伝統文化を取り入れたインテリア。ウクレレを弾くミッキーのテーブルランプや、飾られたアートウォークの中に隠れミッキーを探すのも楽しい!

ゲストルームにはミッキーマウスの形に置かれたタオルとトロピカルフラワーヘアクリップが。
シカゴの自然派コスメブランド「H2O」による、アウラニオリジナルのアメニティ。
フルキッチンやランドリーマシンの付いた「1ベッドルーム・ヴィラ」。
「デラックス・スタジオ」。ベッド周りには余裕のある空間が。

2017.01.29(日)
文・撮影=CREA WEB編集室
協力=ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル