氷上でワカサギ釣りにチャレンジ!

「椿サロン」の朝のセットメニュー。スタイリッシュなレストランだ。

 氷と雪、寒さを誇るからこそ体験できるアクティビティが豊富な「星野リゾート トマム」。

 翌朝、宿泊した「星野リゾート リゾナーレトマム」の32階にある「椿サロン」でボリュームたっぷりな朝食を食べてから、国内では珍しい氷上のワカサギ釣り体験に出かける。

氷上にワカサギ釣りのテントがいっぱいのかなやま湖。

 場所は、近隣にあるかなやま湖。12月の末ぐらいから氷の厚みが増して、上に乗れるようになる。その下の湖には、ワカサギが回遊しているのだ。氷に丸い穴をあけて釣り糸をたらす。

ワカサギ釣りは、こんなに豪華な小屋で。ストーブやスリッパなど至れり尽くせり。

 そんな釣り人たちのテントが並ぶ中、トマムのワカサギ釣り体験は、中にストーブが入ったぬくぬくの釣り小屋で楽しめる。

ワカサギ釣りの穴を上から見るとこんな感じ。
釣り糸をたらす深さを変えたり、魚群探知機を見たりしながらあれこれ。魚は小さいが、釣り上げた時のうれしさは大きい。

 湖底近くにいることが多いワカサギは、体長15センチほどの小さな魚なので、かかった時の竿の動きも繊細。ぴくっと動いたら、まず釣り針を引っ掛けるべく、さっと引き上げた後、電動リールで引き上げる。途中で、逃げられてしまうこともあってなかなか難しく、忍耐強く待った後に釣り上げた時はかなりうれしい。

唐揚げしたワカサギは、エラがピンと張っていて香ばしく本当においしい。

 釣り上げたワカサギは、すぐ後に唐揚げにして食べることが出来る。釣り上げたばかりで新鮮なワカサギは、まったく臭みがなくておいしい。1日体験はランチ、送迎など含めて1名12,500円。通常のワカサギ釣り体験は午前・午後に3時間半 (移動時間を含む)で用意されている。参加費用は、大人5,400円、子供3,300円。

2017.01.29(日)
文=小野アムスデン道子
撮影=鈴木七絵