知る人ぞ知る美食の国、マレーシア。この連載では、マレーシアの“おいしいごはん”のとりこになった人たちが集う「マレーシアごはんの会」より、おいしいマレーシア情報をお届け。

マレーシア麺料理界の王様「アッサムラクサ」

 マレーシアは麺好きにはたまらない麺天国。「ミーゴレン」や「牛肉麺」「ホッケンミー」などなど、ドライタイプからスープタイプまでバラエティ豊かな麺料理が楽しめることは、これまでご紹介をしてきた通りです。

 そんな麺天国マレーシアで、圧倒的人気を誇る麺料理、それはなんと言っても「ラクサ」!

茶色いスープの見た目が少々不安な気持ちを誘うかもしれないが、実はとても美味しいアッサムラクサ。魚とタマリンドの酸味が混ざった、独特の香りを発するスープはじわじわとハマる。

 ラクサはサンスクリット語で「多数の」と言った意味合いを持ち、マレーシアでのラクサの魅力と多様性についてはすでにご紹介をしていますが、マレーシア人に好みのラクサを聞いてみると、「ラクサと言ったらアッサムラクサ!」と断言する人が多いことに気づかされます。

 お店でも、毎夜マレーシアのどこかで開かれている夜市でも見ない日はない、多くのマレーシア人に愛されているマレーシアごはんのひとつと言えます。

 今回は、その圧倒的人気から、まさにマレーシアの麺料理界のトップに君臨すると言っても過言ではない、酸っぱくて不思議な香りを発する麺料理、「アッサムラクサ」に大注目です!

マレー系の夜市「パサール・マラム」でもアッサムラクサは大人気。持ち帰り用のパックで売られており、スープを別袋に入れてくれて、セットで持ち帰る。

<次のページ> 「酸っぱ臭いスープ」に「ぶつ切りの白い麺」

2017.01.27(金)
文・撮影=三浦菜穂子

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