JR西日本の駅を起点として全6コースを設定

 JR西日本では、現在、NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に伴い、関西・山陽エリアに点在する清盛ゆかりの地を巡るスタンプラリーを実施している。

「宮島コース」では、JR宮島口駅を起点に、厳島神社のほか、大願寺、平清盛館(宮島歴史民俗資料館)、清盛神社、大聖院などのスポットを巡る

 このスタンプラリーの舞台は、全6コース。武士社会の基礎を築いた平家の栄華の足跡をたどる「京都コース」、たった6カ月だけ都が置かれた福原京の面影を探す「神戸・福原コース」、一門の繁栄の源となった日宋貿易の拠点・大輪田泊を訪ねる「神戸・大輪田コース」、清盛の果てしない夢、信仰、美意識が凝縮された世界遺産にふれる「宮島コース」、瀬戸内の海路を開いた地を散策する「呉コース」、そして、背水の陣で戦い抜いた平家最期の地・壇ノ浦に赴く「下関コース」の6つである。どのコースからも、歴史の息吹を感じることができるだろう。

 クリアしたコース数に応じて、抽選で地元特産品などのプレゼントも当たるというこのラリーの実施期間は、今年12月16日(日)まで。

 また、同社では、スタンプラリーの実施に合わせて、駅からの散歩モデルコースを紹介したパンフレットも制作、駅などでの配布を行っている。

<次のページ> ヴァーチャルな顔ハメ看板でタイムスリップ気分!

2012.03.16(金)