成蹊大学(東京都武蔵野市、学長:森雄一)は、同大学文学部芸術文化行政コースの成果発表会として「はじまりのたび、おわりのたび ―友政麻理子作品展― 」を開催します。



◆展覧会概要

本展「はじまりのたび、おわりのたび ―友政麻理子作品展― 」では、映像作家・友政麻理子による、人生の営みと命の循環を見つめる作品を紹介します。

タイトルにある「たび」という言葉は、「旅」と「~するたびに(度に)」という2つの意味が込められています。異国の地を旅し、現地の人々と食事を共にし、同行者と時間を過ごす、その一つひとつの「たび」の積み重ねを通じて、友政は「生きること」や「人生の終わり」について向き合ってきました。

本展では、旅先での出会いや出来事を通じて紡がれた映像作品を通して、命の循環に対するまなざしや、人と人との関わりの豊かさに触れていただけます。私たち一人ひとりの「たび」を、見つめ直す機会となれば幸いです。

◆展覧会詳細

開催日:2025年7月3日 [木]~7月5日 [土]

時間:11:00‐16:00

入場料:無料

会場:成蹊大学11号館ラーニングコモンズ トーリウム 1‐3階

(〒180-8633東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1)

主催:成蹊大学文学部芸術文化行政コース「成蹊アートプロジェクト2025」

◆アーティストプロフィール



友政 麻理子 /トモマサ マリコ

美術家・映像作家。初対面の相手と、親子になる努力をするという約束をして食事をする「お父さんと食事」(2000~現在 日本、台北、ブルキナファソ)シリーズなど、コミュニケーションの過程をテーマに、映像作品などを国内外で発表。近年は、自主映画を通じて、まちや人々を繋げる活動 「知らない路地の映画祭」(足立区、2015年~現在)や、室内から窓に映像を投影し、まちを映画館にする「窓映画館」を不定期で開催。

◆展覧会関連イベント

[トークイベント]

日時:7月5日 [土] 15:00~16:30

会場:成蹊大学11号館1階プレゼンテーションエリア

申込締め切り:7月5日[土] 14:30まで

申込フォーム:https://forms.office.com/r/JxSHTWy6V2 

ゲストには、本展の招聘作家である友政麻理子、そして成蹊大学の卒業生であり、各国を旅しながら現地の人々との挨拶を交わしてきた「ヴァガボンド」のテンギョー・クラを迎えます。人と人とが出会い、関わり合うことについて、一緒に考えてみませんか?



テンギョー・クラ(ヴァカボンド)

2001年に渡米後、アジア・ヨーロッパ・南米など各地で教師・フォトストーリーテラーとして活動。2017年からは東京都の文化事業TURNに交流プログラムアーティストとして参加。以降、福祉やコミュニティの領域と関わりながら、人と人を繋ぐ場づくりを実践。現在も日本や欧州・アフリカ南部諸国などを拠点に、個の属性を越境し文化的社会的揺らぎを生む”カルチャーダイブ“を展開中。

l オンライン[Zoom]配信あり

l 来場者人数把握のため、事前申し込みへのご協力をお願いします。

l オンライン配信の視聴を希望される方は、上記の申し込みフォームより必ず事前に申請してください。申込受付後、配信開始までに視聴URLをお送りします。

l 定員に達しなかった場合、当日参加も受け付けます。

[ポストカードワークショップ]

「もし、あなたが世界を旅する『旅人』だったとしたら、遠く離れた誰かに、どんな手紙を書きますか?」

そんな問いかけから始まる、ポストカードを使ったワークショップを開催します。

このワークショップでは、初めて出会う相手と手紙(ポストカード)を交換し、本展を通じて感じたことや思いを、言葉にして分かち合います。

◆成蹊大学文学部芸術文化行政コース概要

本コースは成蹊大学文学部が2020年度より開設した学科横断型のコースです。芸術文化の現場と、それを支える行政の仕組みや仕事について学ぶことができます。また、展覧会の企画・運営などの実践を通して、芸術文化の担い手としての経験を積むことができます。

【芸術文化行政コースWebsite】https://seikei-aaca.wixsite.com/seikeiartproject 

【Instagram】https://www.instagram.com/seikei.artbrilliant 

【X(旧Twitter)】https://x.com/Seikei_Art 

◆成蹊アートプロジェクト概要

「成蹊アートプロジェクト」は、成蹊大学と武蔵野市行政、市内の市民文化団体やNPO法人等の官民学が連携し、武蔵野市における共生社会の実現を芸術文化の観点からめざすアートプロジェクトです。

芸術文化行政コースの学生が、地域へ赴き、行政職員や市民とコミュニケーションをとりながら、主体的に企画制作を行います。官民学三者間を学生がつなぎ、成蹊大学がハブとなることによって、行政と市民の縁を芸術文化で結ぶことを目指します。

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